http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama/20130128#c1359767497 : データベース技術者が「これを知らないのは不幸」と思えるので、(可能な範囲で)紹介はしようかな、と。 「これ」とはもちろんスピヴァックの関手的データモデルです。「データベース技術者」つうより、データベースに多少とも関わるすべての人にとって関手的データモデルは福音となる可能性があると思っています。RDBに限らず、現存するほとんどすべてのデータベース的システムに対して、極めて単純で統一的な記述を与えてくれます。データマイグレーションのように、これまでは途方に暮れていたような現実的な問題を鮮やかに解いてくれます。 「これ」を紹介する/説明する価値は十分にあります。僕自身が、すぐにでも実務的に使いたいと思っています。しかし、スピヴァックの論文群を要約したら関手的データモデルの説明になるかという
最近、「おおおー、これは凄い、すんばらしい!」と思ったことがあるので、それについて書きます。 最初に言葉についてのお断り; "categorical"の訳語をどうしようか? と。片仮名で「カテゴリカル」が無難ですが、漢字で書きたい。「圏論的」が落ち着きがいいようですが、必ずしも「論」の意味を含まないときもあります。そこで、以下、「圏的」を使います。 [追記 date="2013-02-12"]入門的解説を書きました。→「衝撃的なデータベース理論・関手的データモデル 入門」[/追記] スピヴァックと関手的データモデル デイヴィッド・スピヴァック(David I. Spivak, http://math.mit.edu/~dspivak/)は、MITの研究者です。 彼は圏的情報学(categorical informatics)を提唱しています*1。圏的情報学の中心的な概念が関手的データモデル
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く