懐かしCM、大学DB化 脳の反応や大衆文化の軌跡探る2008年4月5日15時15分印刷ソーシャルブックマーク テレビCMのデータベース(DB)を構築し、研究に利用する動きが進んでいる。DBを作りやすくなったことと、ウェブなどの新しい広告が増える中、歴史を持つテレビCMを文化として再評価しようという関係者らの思いが背景にある。戦後の大衆文化を探る貴重な資料になる。 流れては消えていくCMを録画し保存するのは手間のかかる作業だ。まして古いCMを系統立てて見るのは至難の業。著作権や肖像権など権利が入り組んでいることもあって、文化としてのCMの研究はあまり進まなかった。 それが最近、研究に役立てたいという大学など公的機関の求めにこたえて、制作会社や業界団体からCMのフィルムなどが貸与されたり寄贈されたりするケースが増えている。 6日に東京で設立される「サイエンス映像学会」(養老孟司会長)は、サント
血管広がり保つ「ステント」、体内吸収型発売へ 世界初 2008年04月08日06時11分 狭まった血管に入れて広がりを保持する「ステント」という医療器具を、体内で分解・吸収される製品とすることに、京都のメーカーが成功した。欧州基準への適合を認められ、初夏にも欧州で発売される。生体吸収性ステントは欧米で研究中だが、販売のめどが立ったのは世界初という。将来は日本でも承認を目指す。 開発したのは、医療器具製造販売「京都医療設計」(京都市山科区、伊垣敬二社長)。器具は網型の筒状で直径5〜8ミリ、長さ3.6センチ。動脈硬化などで狭まった血管内の病変部に入れ、風船状のバルーンカテーテルで押し広げて固定。血流を確保する。今回の製品は、材料に生体分解性ポリマーのPLLAという合成樹脂を使用。水分で分解されて2〜3年後には血管内に吸収されるのが特徴だ。 PLLAは、今も骨をつなぐピンとして治療に使われている
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