新設された喜多方ラーメン課・そば課をPRする瓜生課長 福島県喜多方市は1日、観光交流課に新たに喜多方ラーメン課とそば課を新設した。 7月17日が「喜多方ラーメンの日」記念日に登録され、文化庁「100年フード」には「喜多方ラーメン」と「山都そば」が選ばれた。知名度向上とさらなる魅力発信を目的に設置した。 観光交流課の職員が兼務し、交流サイト(SNS)や物産展などで情報発信する予定。瓜生昭彦課長は「ブランド力を再構築し、文化の伝承につなげたい」と誓っている。
水産庁は26日、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出初日の24日に周辺海域で網を設置し採取した魚について、放射性物質トリチウムの濃度は検出限界値未満で「不検出」だったと発表した。迅速分析と呼ばれる新手法で調査し、今後1カ月程度は毎日、結果を公表する。 福島県沖では9月1日に底引き網漁が始まる。中国が日本の水産物輸入を全面停止し、漁業者への影響も懸念される。検査結果を開示し、風評被害の拡大防止につなげる狙いがある。 8月26日に公表した二つの検体は、処理水の放出口から5キロ圏内の福島県沖で25日に網を引き上げて取れたヒラメとホウボウで、ともに不検出となった。水産庁委託の海洋生物環境研究所(東京都)が宮城県多賀城市に設けた拠点で分析した。 分析結果は海外を意識し、水産庁のホームページで日本語と英語で掲載する。放出前後でデータを比較するため、9日から掲載を始めた。放出前に採取したヒラメ、ホウボウ
トリチウム「検出限界値下回る」 環境省と福島県がそれぞれの海水調査結果発表 原発処理水放出 2023/08/27 21:30 環境省と福島県は27日、東京電力福島第1原発の処理水放出開始翌日に原発沖で採取した海水の放射性物質トリチウムの濃度は、いずれも検出限界値を下回ったと発表した。ともに人や環境への影響はないとしている。魚を対象とした水産庁の調査でも同様の結果が出ており、政府は、水産物の輸入を停止した中国などを念頭に引き続き安全性を強調する。 環境省は原発の約1キロ沖合にある処理水放水口近くの3地点や、放水トンネルから南北に3キロ地点などの計11カ所の海水を採取した。測定結果は、いずれも検出限界値(1リットル当たり7~8ベクレル)未満だった。うち3カ所ではセシウム137などの放射性物質も分析したが、検出されなかった。 西村明宏環境相は「風評を生じさせないため、客観性・透明性・信頼性の高い
5月8日から、新型コロナの感染症法上の位置付けが2類から5類へと移行した。2020年早春に始まったパンデミックは、3年余りの月日を経て、ようやく一つの区切りを迎えたことになる。感染規模の大きさ、死者数、そして当たり前の生活がこれほどまでの長期にわたって制限されたことは、一つの歴史として刻まれるだろう。 日本国内だけで、2020年春から2023年5月頭までの感染者数はおよそ3377万人、感染による死者数は7万4千人を超えている。ちなみに、100年前の大正時代、1918年から1921年に流行したスペイン風邪は、やはり同じ様に3年余り続き、日本での感染者数はおよそ2380万人、死亡者数はなんと38万人を超えていた。数字の上では、感染者数は今回のコロナの方がはるかに多く、そして死者数は医療の進化もあって、今回は大きく抑えられたと言える。 今回のコロナ禍の中で、お付き合いのあった方お二人を感染症で見
村上春樹さん新作の舞台は福島県南会津町? 小説「街とその不確かな壁」に描写 2023/04/14 09:30 村上春樹さんの新作を並べた特設コーナー=福島市、くまざわ書店福島エスパル店 人気作家村上春樹さんの新作小説「街とその不確かな壁」(新潮社)は13日、発売された。主人公が館長を務める図書館が福島県南会津町にあると読めるような描写があり、ファンや地元関係者が関心を寄せている。 新作は3部構成で、2部は主人公の「私」が図書館長に就く場面から始まる。「私」が面接のため東京から図書館に向かう際、東北新幹線を郡山で降り、在来線で会津若松まで行き、ローカル線に乗り換える。山と山との間を縫うように抜けて着いた駅の前にはタクシー乗り場とバス乗り場があり、図書館までは歩いて10分ほどと描写されている。会津若松からのローカル線が会津鉄道だとすれば、「私」が降りた駅は南会津町の会津田島駅となり、駅から10
人工衛星の組み立て作業を進める参加者 福島県いわき市三和町で人工衛星の研究開発を進めている「e―kagaku国際科学教育協会」(北原達正代表理事)は24日から4日間、旧永井中で合宿を行った。 協会が実施するプロジェクトに参加する中高生ら約20人が人工衛星の制作を進めた。最終日の27日は、班ごとに分かれて衛星を組み立てたり、衛星が故障した際の対応を話し合ったりした。 衛星は米航空宇宙局(NASA)の宇宙センターから発射するロケットに搭載予定で、2024年春の打ち上げを目指している。 全体を仕切る大学生内海太一さん(23)は「JAXA(宇宙航空研究開発機構)の安全審査が通れば順調だ。手続きなどが大変だが、貴重な体験になっている」と話した。 期間中は全国の小中学生を対象にデータの分析やプレゼンテーションを学ぶ教室も開かれた。
<速報・動画あり>東電「デブリの可能性」福島第一原発1号機、内部調査で新たに塊状の堆積物確認 2022/02/10 18:50 (動画は東京電力ホールディングス提供) 東京電力は10日、福島県の福島第一原発1号機の原子炉格納容器の内部調査で、新たに塊状の堆積物を確認したと発表した。見つかった場所から、「溶融核燃料(デブリ)の可能性がある」としている。1号機でデブリの可能性がある物体を確認したのは今回が初めて。(動画は東京電力ホールディングス提供)
UFOの謎に迫る UFO研究所、24日誕生 福島の飯野 初代所長に「ムー」編集長の三上丈晴氏 2021/06/13 12:43 UFO研究所が設立される福島市飯野町の「UFOふれあい館」 UFOの謎、解明へ-。福島市飯野町のUFOふれあい館内に二十四日、国際未確認飛行物体研究所(通称・UFO研究所)が誕生する。国内外での目撃情報を集めて分析・公開し、本県に飛来させるためのイベントも企画する。賛同者を研究所会員として国内外から募り、交流人口拡大と地域活性化を目指す。「UFOの里」に再び光を当てる取り組みが動き出す。 UFOを巡り、米国防総省の元担当者が五月に「UFOは実在する」と明言。同省は六月二十五日までにUFOに関する報告書を米議会に提出する。こうした世界的な動向を踏まえ、地元の「いいの街なか活性化委員会」(会長・斎藤弘飯野町商工会長)が中心となって国内研究の拠点として設立する。 初代所
東京電力福島第一原発の1号機原子炉建屋北側を通る「物揚場排水路」で三月に雨水の放射性物質濃度が上昇した問題について、東電は二十日、排水路上流にある廃棄物一時保管エリアのコンテナから漏えいした高線量のゲル状の塊が原因だったと発表した。 東電によると、コンテナに保管していた吸着剤から染み出た水分によってコンテナの一部が腐食し、最大で毎時一三ミリシーベルトのゲル状の塊がコンテナの外に漏えいした。降雨によって雨水がゲル状の塊に当たり、放射性物質を含んだ雨水が排水路に流れ込んだとみられる。 東電はゲル状の塊とコンテナ底部の水について分析し、核種や化学的な性質が類似しているとして関連性があると結論付けた。 原子炉等規制法に基づき、福島第一原発の核燃料物質防護規則に該当するとして東電は二十日、原子力規制庁に報告した。 東電は対策として、塊が漏れ出たエリアの地表面のアスファルトを剥ぎ取り、再舗装した。今後
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く