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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/nippon (3)

  • 『万葉集』も『古今集』も中国の2大ポルノに触発された...『詩経』と『遊仙窟』とは?

    国宝『元暦校万葉集』(平安時代・11世紀) 出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp) <日からはるばる海を渡った人々の間では、まだ見たことのないポルノ小説への関心は衰えることがなかった...> 「男も女もす(為)なる」ために殿上人から市井の人々まで使っていた、「珠玉の言葉」を徹底的に集めた話題の書『性愛古語辞典──平安・奈良のセックス用語集』(下川耿史著、作品社)より、コラム「『詩経』と『遊仙窟』」を抜粋。 奈良時代の760年(天平宝字4年)頃に成立した『万葉集』と、平安時代の905年(延喜5年)に撰述された『古今集』は、日文化の原点ともいうべき歌集である。 「令和」という新しい年号が決まった際にも、この言葉が『万葉集』から採られたというので話題になったし、『古今集』は平安時代の優雅な王朝文化を象徴する歌集として変わらぬ人気を集めている。 ところ

    『万葉集』も『古今集』も中国の2大ポルノに触発された...『詩経』と『遊仙窟』とは?
    Unimmo
    Unimmo 2024/09/21
    ある程度の事実を含むが、この一冊が全てを変えた、というのはたいていトンデモ。
  • なぜ日本語は漢字を捨てなかったのか?...『万葉集』は試行錯誤の場ではなかった

    <万葉仮名とは、漢字によって日語を必死になって文字化したものなのだろうか。日語の文字を再考する> 古代の中国から伝わった漢字は、日語の話し言葉と書き言葉に影響を与え続けてきた...。 『万葉集』から近代まで、漢字に光をあてて歴史をたどり、日語を再発見。今野真二著『日語と漢字──正書法がないことばの歴史』(岩波新書)の第1章「すべては万葉集にあり」より一部抜粋。 現在私たちは、漢字と仮名(場合によってはラテン文字)とによって日語を文字化している。 それに慣れている現代日語母語話者は、漢字だけで日語を文字化するというと、「そんなことができるのか」とか「大変そうだな」と思う。しかしそれは、漢字と仮名とを使っているから、そう感じるにすぎない。 東海道線が開通すれば、東海道を歩いて行き来していた頃は「大変だっただろうな」と思う。しかし東海道新幹線が開通すれば、東海道線は「時間がか

    なぜ日本語は漢字を捨てなかったのか?...『万葉集』は試行錯誤の場ではなかった
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    Unimmo 2024/06/17
  • エヴァンゲリオン、美しく静かなラスト...ファンもこの世界から踏み出す時がきた

    <旧作とはひと味違うエンディングによって『シン・エヴァンゲリオン』は終着点らしい傑作になった> その象徴性、そして影響力の大きさにおいて、アニメ史に燦然と輝く存在である一方で、非常に難解でもあるのが庵野秀明の「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズだ。 1995年に放映が始まったテレビアニメ版に97年の劇場版、今世紀に入ってから作られた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」4部作──。物語の結末の描かれ方も1つではない。そして最新作にして真の完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(アマゾン・プライムで配信中)は、シリーズ中の最高傑作であるとともに、シリーズ全体をどのように捉えるべきかについての庵野の新たな主張がうかがえる作品だ。 物語をざっと説明しておこう。碇シンジ、式波・アスカ・ラングレー、綾波レイの3人の少年少女は「エヴァンゲリオン」と呼ばれる巨大ロボットのパイロットを務めている。当初は特務機関

    エヴァンゲリオン、美しく静かなラスト...ファンもこの世界から踏み出す時がきた
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    Unimmo 2021/09/10
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