猟銃事故が起きた現場付近を調べる捜査員ら(5日午後6時26分、京都府福知山市で、本社ヘリから)=森田昌孝撮影 5日午後2時30分頃、京都府福知山市猪野々の山中で、有害鳥獣の駆除をしていた地元猟友会所属の同市堀、自営業中嶋慶喜さん(67)と同市かしの木台、会社員三宅諭さん(65)が血を流して倒れているのを、通報で駆けつけた福知山署員が見つけた。2人には散弾銃の弾が当たった跡があり、間もなく死亡した。中嶋さんは直前、「間違って撃ってしまった」と仲間に話していたことから、同署は、中嶋さんが誤って三宅さんを撃った後、自殺した可能性が高いとみて、当時の状況を調べている。 発表によると、三宅さんは頭部を撃たれていた。約100メートル山を下りた所で中嶋さんが倒れており、胸付近に弾が当たった跡があった。2人とも、ほぼ即死状態だったという。 2人は午前9時頃から仲間と計5人で山に入り、別行動でイノシシやシカ