修学旅行キャンセル料「取れない」 JTB西日本2009年5月20日 印刷 ソーシャルブックマーク JTB西日本(大阪市)は19日、新型インフルエンザによる臨時休校で大阪府と兵庫県内の学校が取りやめた修学旅行や遠足について、キャンセル料を取らないことを決め、各教育委員会に伝えた。宿泊施設などに払うキャンセル料など同社の負担額は数億円になる見込みだが、「悲しんでいる子の親からは道義的に取れない」(広報室)としている。 同社では、中止する場合は、出発1週間前〜2日前が30%、前日40%、出発前の当日50%、出発時間後100%のキャンセル料がかかる。延期でも一定の料金がかかる場合がある。同社の契約先では、大阪府で70校、兵庫県で30校が取りやめ、多くが中止か延期かを検討している。 キャンセル料の免除は、自治体の判断で臨時休校になった場合に限り、自主的な休校は対象としない。学校にはなるべく同じ行程で