これまで継続してフォローしてきた「新しい商標」が、とうとう本格的に導入される兆しになってきた*1。 機を見るに敏な日経新聞でも、早速2日連続の特集コラム(「広がる商標」)を組んで、この問題を取り上げている。 その中では、まず前半*2で、 「日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」」(起動のスイッチを入れる際に流れる独特のメロディー) 「米宝飾大手ティファニー」(ティファニーブルーの水色) 「米物流大手UPS」(コーポレートカラーのチョコレートブラウン) 「米アップル」(「マック」の起動音) 「ソニー、ニコン、久光製薬」 といった、海外で「新しい商標」を登録している事例を取り上げ、 「顧客をひき付ける力は文字や記号より強い」 といった青木博通弁理士のコメントや、 「商標は更新すれば半永久的に権利を継続できる。一度取得すれば強い独占排他権を持てるため、ブランド戦略の大きな武器となる。」 といっ