日本では今日(4月17日)から公開される映画『セッション』を、ジャズ専門家である菊地成孔先生がジャズ音楽家の立場から酷評しています。 それを公開前に読んだ人々から「素晴らしい批評」などと評判を呼んでいます。 「自分はジャズがわからないが、ジャズ専門家が観れば駄作なんだろうな」とか 「映画はまだ観てないが、ジャズを知らない100人の評価よりも菊地さん一人を信じる」 「これを読んで『セッション』を観る気が失せた」という人まで本当にいるんです。 ジャズ・ドラマーを目指した若者が監督した映画『セッション』を潰そうとする菊地先生は『セッション』の、ジャズ・ドラマーを目指す若者を潰そうとするJKシモンズ扮する先生にダブります。 主人公を「リズム音痴のガキ」と罵倒し続けるのも、まさに劇中のJKシモンズそのものです。 私は菊地先生が罵倒し続けている「ジャズ素人」ですが、『セッション』の監督デミアン・チャゼ