2013年にノーベル経済学賞を受賞したイェール大学のロバート・シラー教授はこう述べる。 「物語が世界を方向づけるのであって、その逆ではない。そして物語は“感染”しやすい」 そんなシラーの新著『物語経済学』(邦訳は7月刊行予定)は、経済学を文芸評論や疫学に近づけて論じている。なぜ、事実無根の物語が伝染病のように広まり、「バブル」となるのか──スペイン紙がインタビューを行った。 新聞が生み出した「チューリップ・バブル」 ——現在もっとも力を持っている物語はこのうえなく常軌を逸しているように思えます。米国の大統領戦で不正があったとする説や、新型コロナウイルスをめぐる陰謀論などです。こうした物語は経済を不安定にするでしょうか。 いつの時代にも常軌を逸した考えを持つ人はいました。けれども現代ではそういう人がホワイトハウスにまで来てしまいました。トランプは賢しい人で、どんな物語がいちばん伝染しやすいか
コロナ危機のウラで、じつは日本全国で「超・富裕層たち」が急増していた…! 絶望的な「超格差社会」がやってきた コロナ危機のウラで「絶望的格差社会」が到来した 不況下の株高によって、「持てる者」と「持たざる者」の格差が絶望的に広がってしまいました。 コロナ危機が勃発して以降、アメリカをはじめ世界の中央銀行が大規模な金融緩和を推し進める一方で、各国の政府は巨額の財政出動で景気の下支えを続けています。その結果として、溢れ出したマネーが金融市場に流れ込み、実体経済は悲惨だというのに株価は高騰しています。 これは逆説的にいえば、「コロナ危機がなければ、株価の高騰はなかった」という現実を示しています。余りに余ったマネーがなければ、株価がコロナ前の水準を超えて大幅に上昇するなどということはありえなかったというわけです。 経済にとって本来、株価が上昇するのは好ましいことです。しかし、コロナ禍になったがゆえ
銀行印とは、銀行・信用金庫・信用組合などの金融機関に印影(いんえい)の届出をしているハンコのことをいいます。 なぜ銀行にハンコを届け出るのかというと、お金を下ろす人が預金者本人かを確認する必要があるからです。 「普段ATMを使っていて、お金を下ろすときにハンコを使ったことなんてない」という人もいるかもしれません。 しかし、ATMを使った取引は金額に上限があるので、上限を超えるような高額な取引をするときは、ハンコを持って銀行の窓口に出向くことになります。 そのときに、預金者本人かを証明するための「銀行印」が必要になります。 ハンコを使った本人確認の方法として、実印と印鑑証明書を一緒にして提出するという方法があります。 しかし、銀行でお金を下ろすためだけに、役所などに印鑑証明書を取りにいくというのは現実的ではありません。 そこで、銀行にあらかじめハンコの印影を登録しておき、ハンコの印影を見比べ
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