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ブックマーク / satoumamoru.hatenablog.com (5)

  • 防衛省は穀潰しか? - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    その昔、フジテレビが「日航機墜落十七年」に関する深夜のニュース番組で、自衛隊の救助活動を批判した「空白の一六時間」を放映したことがあった。その中で娘さんを事故で失った大阪の遺族K氏が「救助活動さえ手間取らなければ」四人以外にも助かった「可能性はあると思う」として、米軍機関紙「星条旗新聞」に掲載されたアントヌッチなる米軍大尉の証言を引き合いに出し「何故米軍の支援を受けなかったのか」と怒った。そして番組の終わりに「…出来なかったとすれば日の航空自衛隊は穀潰しだ。物の役に立たない兵隊の集まりだ」と吐き捨てる様に語ったことがあったが、幾ら気持ちが高ぶったからとはいえK氏の暴言は「真面目に勤務している空自隊員に対して如何なものか!」と私は怒り心頭に発して反論したが、その中で「自衛官も人の子、一生懸命努力して評価されないことに耐えられる様な聖人君子ではない。十七年経ってもこの様な“身勝手な批判”が繰

    防衛省は穀潰しか? - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記
  • 愛国心は消え失せた? - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    有名企業の倒産やトラブルの実態を分析してみると、その根に「愛国心が消え失せた」ことがあると気づく。 トヨタは、有名な「看板方式」で一躍世界のトップに上り詰めたが、つまるところ「クオリティーコントロール=品質管理」がうまくいったことにあった。 昭和58年、私が防衛研究所の研修生だったころ、日産自動車座間工場を見学したことがあった。そのとき、ラインに並んだロボット達がいっせいに溶接作業をしていて、流れるようなその中で監督官が作業の具合を点検し、不具合が見つかると直ちにラインから外してタグをつけ、人間の手で確実に修復したあとラインに戻していたが、その丁寧な作業を見た防研同期の米軍人が私にこう言ったことが忘れられない。 「クオリティーコントロール」とは米国が開発した品質管理方式だが、能力にばらつきがある工員達を抱えた米国の自動車産業界に根付くことはなかった。ところがこれは一定の高度な能力と、日

    愛国心は消え失せた? - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記
  • 雑誌「諸君」の引退を惜しむ - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    40年の歴史に幕を下ろすことになった「諸君」最終号を読んだ。「文芸春秋のオピニオン雑誌」から「日を元気にするオピニオン雑誌」にサブタイトルが変わって2年にもなっていないと思う。“その目的”を達したから引退するのかどうか不明だが、今は過渡期だからこそ「正論」とともに頑張ってほしかった。 「諸君」を買って最初に読むのは1980年から連載されていた「紳士と淑女」であった。これを読んで胸の痞えが取れたものだが、最終号の「ベリー・ベスト・オブ紳士と淑女」を読んで再び忘れていたこの国の歴史が甦った。 実は私もこの欄で取り上げられたことがある。それは昭和61年3月号で、「日航ジャンボ機墜落事件をめぐる朝日新聞の自衛隊批判について、東京新聞の大久保昭三記者による『日航事故・ある自衛官の涙と殺意』(文芸春秋新年号)と、それに反論する朝日新聞・田岡俊次記者の『空幕広報室事件・私の真意』(同2月号)を読み比べ

    雑誌「諸君」の引退を惜しむ - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記
  • 6者協議と朝青龍問題に思う - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記

    講演会でお知り合いになった方々などから色々な出版物が送られてくる。8月を迎えたからか、特に靖国や戦時体験、大陸問題に関する記事が多く、大いに考えさせられる。しかしこれら出版物の発行責任者や会員方は御高齢者が多いので、内容の充実度に比べて組織の規模がどんどん小さくなっていくのが残念である。表現は無礼だが「ごまめの歯軋り」、しかし、その内容は正義と真実に溢れている。 ところで今朝の産経新聞は「安倍内閣の16閣僚全員が、終戦記念日の15日に靖国神社に参拝しない意向であることが、10日明らかになった」と報じた。島村宣伸元農水相は「なんて意気地がないんだ」とあきれたそうだが、政治屋共が如何に英霊を「集票マシーン」「人気取りの道具」としかとらえていなかったか、これではっきりしただろう。つまり、心から英霊に哀悼の意を表するのではなく、今までは、参拝すると“声なき保守層”の票が何票稼げるか、と考えた打算的

    6者協議と朝青龍問題に思う - 軍事評論家=佐藤守のブログ日記
  • 『軍事評論家=佐藤守のブログ日記 - 中国漫遊記16「蘇州会議その5」』

    今朝の産経新聞の「オピニオン欄」に、「フェイスブックをやるな!」との記事が出たので、興味を持って読んだが、中高年ならずとも、「小金持ちで欲の皮が張っている?」人への警告だとみた。 とかく「SNS」は便利なようで規制するものがなく「野放し」だから、SNSを利用した不健全な事案が目立つ。 勿論私には「無縁」だが、これから…と思っている若者たちは、スマホにハマっているせいか、不健全な世界に落ち込みやすい。 私のような‟老兵”にとっては、身の回りには、乾記者が書いているように「SNSを捨てて街に出よう。FBをしなくても人生結構、楽しい」ということがことが分かるが、経験が少ない若者たちには無理じゃなかろうか?。 この日の一面トップには「グーグルが提訴」されたという記事が出ているが、乾記者のコラムは、これにつながることが分かる。 要は巨大な(海外の)組織が「言論の自由?」とやらで、一部のやりたい放題な

    『軍事評論家=佐藤守のブログ日記 - 中国漫遊記16「蘇州会議その5」』
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