31日午前7時35分頃、岩手県岩泉町大川のJR岩泉線第1大渡トンネル付近を走行していた茂市発岩泉行き下り列車(1両編成、乗客7人)の側面に、線路脇の山から流入してきた土砂がぶつかり、脱線した。 県警岩泉署によると、運転士が急ブレーキをかけた際に、3人が軽傷を負った模様で、消防と警察が救出活動を行っている。現場は、岩手大川駅から南約1・2キロで、トンネルの岩泉町側付近。盛岡地方気象台によると、同町内では、29日夕から30日夕にかけ断続的に強い雨が降り続いており、地盤が緩んでいたらしい。 JR盛岡支社によると、この事故で、同線は全線で運休している。