内職でミシンを使って服をつくるおばちゃんたちと二人三脚で成長してきた子供服メーカー・マルミツアパレルは、2010 年9月に、子供服ブランド「JIPPON(ジポン)」を立ち上げた。「JIPPON」という名前には「日本(JAPAN)でつくるズボン」という意味を込めた。最大の特徴はズボンのウエストのゴムバンドの縫製にあった。それまでの子供用ズボンは、バンドの縫製が雑で、はいているうちにケバ立ちが目立つようになり、子供たちはチクチクする感触を嫌がることが多かった。そしてそれらの多くが「メイドインチャイナ」――中国で作られたズボンだった。 「JIPPONは内職おばちゃんたちの職人技の集大成です。10年近く改良を重ねて、ようやくこの履き心地にたどりつきました。特にウエスト部分のゴムバンドの縫製は、職人のリズム感や勘があってこそ。見た目だけなら真似できるでしょうが、履き心地は絶対に真似できませんよ」(光
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