石垣市と竹富町で起きた大規模通信障害の原因となった海底光ケーブル陸上部分2カ所の損傷のうち、与那国島での断線は9月28日の時点で確認されていたことが分かった。
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沖縄県立沖縄工業高校2年生の崎元颯馬(そうま)さん(17)が、伯父の葬儀のため与那国島への帰省直前に、航空券代を入れた財布をなくしたところを助けてくれた男性を探している。男性は航空券代6万円を貸してくれたが、飛行機の時間に遅れそうでパニックになっていた崎元さんは名前や連絡先を聞きそびれてしまったという。「おかげで葬儀に間に合い、伯父にお別れができた。借りたお金を返しお礼が言いたい」と話している。 崎元さんは4月24日、午前7時15分発の飛行機に乗るため、始発でモノレール安里駅から那覇空港に向かった。午前6時半ごろ空港駅に到着した時に、財布がないことに気付いた。財布の中には往復の航空券代6万円が入っていた。 安里駅で切符を買った際に置き忘れたかと思ったが、戻れば飛行機には間に合わない。「葬儀に出られないかもというショックと大金を無くした不安でパニックだった」...
ANA機10分遅れで那覇着陸できず Tweet ANA139便離陸~着陸までの流れ [画像を拡大] 社会 2012年5月4日 09時53分(58分前に更新) 羽田から那覇空港に向かっていた全日空139便が2日午後11時12分、約30キロ離れた米軍嘉手納基地に着陸した。滑走路の定期整備が始まる午後11時に、10分ほど間に合わないことから那覇空港への着陸を断られた。この便は整備が終わった翌3日午前1時43分、那覇空港に到着。約5時間の思わぬ長旅に、満席の乗客405人からは「少しも待てない工事だったのか」と不満の声が聞かれた。(福井悠介、富濱まどか) 全日空によると、午後8時出発予定だった139便は、座席のリクライニングが壊れ、出発が50分遅れた。定刻だと午後10時35分着で、50分遅れると午後11時25分。滑走路が整備で閉鎖される午後11時には間に合わないが、普段よりスピードが出る低めの高度で
PAC3に石垣困惑「自衛隊地ならしか」 Tweet 政治 2012年3月22日 10時53分(49分前に更新) 【石垣・南城】北朝鮮のミサイルに対処する名目で、沖縄本島と石垣島に地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が持ち込まれる。降って湧いたようなきな臭い動きに、地元では21日、戸惑いが広がった。識者からは「本当にミサイルなのか」と根本的な疑問も出され、自衛隊先島配備に向けた国の「自作自演」の可能性も残る。 PAC3の石垣市内への配備について中山義隆市長は「国からは正式な話は来ていない」と述べ、「北朝鮮のミサイル精度が一番心配だ。島の上を通る可能性があるなら、国はあらゆる外交的手段を使って、発射を中止するよう対応してもらいたい」と要望した。 PAC3は民間フェリーで運ばれる。八重山地区労の波照間忠議長は「万が一、港で爆発したら港湾の機能も動かなくなる。そもそも石垣まで来なくても対応できるの
那覇市議、女性蔑視発言を謝罪 Tweet 社会 2012年3月7日 09時43分(1時間41分前に更新) 那覇市議会(永山盛廣議長)2月定例会で、少子化対策には女性の早婚こそ適切とする持論を述べた與儀實司市議(57)=自民・無所属・改革の会=が6日、「女性に対する人権侵害や蔑視といわれかねない発言があった」などと謝罪、市議会に対し、該当する約10分間の発言全部の取り消しを申し入れ、全会一致で取り消しが認められた。 女性の5市議全員の要求に応えたもので、永山議長は混乱を招いたとして與儀市議を呼び反省を促した。 與儀市議の発言に抗議した大浜美早江市議(59)=公明=ら5人は「一連の文脈の全てが不適切。女性は出産のためだけに結婚するわけではない。不妊などに悩む人々にも全く配慮がない。『産む機械』発言を連想する人権侵害で、女性蔑視」と訴えた。今回の対応を受けて再度追及しないとした。 與儀市議は5日
自衛隊配備反対署名 校長が没収 社会 2011年11月18日 09時42分Tweet(42分前に更新) 【与那国】与那国町への自衛隊配備問題をめぐり、与那国中学校の東迎和芳校長が、生徒が自主的に進めていた自衛隊誘致に反対する署名活動の用紙を、無断で取り上げていたことが17日、分かった。生徒は「島が大変なことになっている時に、島の未来をつくる僕たちが何とかしたかった」と意気消沈している。東迎校長は用紙を取り上げたことを認めた上で、理由については「答えたくない。子どもたちへ先に説明したい」と本紙に語った。 署名活動は同中学の2年生(14)が企画し、同級生の協力を得て、署名用紙も独自に作成、14日から始めた。集まった署名は、自衛隊誘致に反対する住民らでつくる与那国改革会議(崎原正吉議長)を通し、誘致を進める外間守吉町長に提出する予定だったという。 企画した生徒らは16日までに全校生徒36人中16
クモが鳥を食った 糸満 シジュウカラを食べ始めたとみられるオオジョロウグモ=10日午前、糸満市米須 [画像を拡大] 地域 2011年8月30日 10時10分Tweet(3時間15分前に更新) 糸満市米須の駐車場そばの森林で、体長約15センチのオオジョロウグモがシジュウカラを食べているところを、パイロットの榎並正一さん(60)がカメラに収めた。今月10日午前10時ごろから翌11日午前9時ごろまで、断続的に撮影した。生物学が専門のゲッチョ先生こと盛口満沖縄大学准教授は「珍しい。クモが鳥を食べるらしいと聞いたことはあったが、写真では初めて見た」と驚いた。 オオジョロウグモは、セミやチョウを食べるが、クモの仲間では糸が強く、鳥を食べることもある。食道の小さいクモは、巣にかかった鳥に毒を入れて動けなくさせ、時間をかけて汁にして飲み込むという。 榎並さんによると、クモは翌11日の午前9時まで食べ続け、
鳩山氏「抑止力は方便」本紙インタビュー 辺野古回帰 理屈付け 普天間移設 戦略の欠如 陳謝 政治 2011年2月13日 09時15分(58分前に更新) 【東京】鳩山由紀夫前首相は12日までに沖縄タイムス社のインタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設をめぐる政権時の取り組みや対米交渉の全容を語った。移設先を名護市辺野古と決めた理由に挙げた在沖海兵隊の抑止力について「辺野古に戻らざるを得ない苦しい中で理屈付けしなければならず、考えあぐねて『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」と弁明し、抑止力論は「後付け」の説明だったことを明らかにした。 さらに「海兵隊自身に抑止力があるわけではない。(陸海空を含めた)四軍がそろって抑止力を持つ。そういう広い意味では(辺野古移設の理由に)使えるなと思った」と語った。前首相が抑止力を後付けとする理屈を挙げたことで、あらためて日米合意の是非に関し
法律「想定外」の矛先 名護に異議申し立て 識者、国対応に疑問 市長「言行不一致だ」 政治 2011年1月29日 09時22分(9時間1分前に更新) 本来、弱者である国民の権利を守るための法律の矛先を、国が自治体に向ける異常な事態―。米軍普天間飛行場移設の現況調査に関する名護市の対応をめぐり28日、沖縄防衛局が行政不服審査法に基づき異議を申し立てたことについて、稲嶺進名護市長は「不許可の判断をする前に議論を尽くした。正当だったと思っている」と述べ、あらためて基地建設を前提にした調査には協力できないとの考えを強調。識者からも、前代未聞の対応に「国が追い詰められた証拠」と疑問の声があがった。 稲嶺市長は、防衛局から申し立てに関する説明は一切なかったとし、「沖縄に理解を求めると言いながら、そういう過程はなく、言葉と対応が一致していない」と不信感を示した。 また、申し立ての根拠として、行政不服審査法
名護に再編交付金なし 09・10年度分16億円 防衛省方針 「普天間」移設拒否で 政治 2010年12月24日 09時35分(26分前に更新) 【東京】防衛省は23日までに、米軍再編推進法に基づき対象自治体へ支払う再編交付金について、保留となっていた名護市への2009年度の繰り越し分約6億円と10年度分約9億9千万円を交付しない方針を固めた。24日に同市へ伝達する。米軍普天間飛行場代替施設の同市辺野古への建設に同市が反対の姿勢を示していることから判断した。 同市の稲嶺進市長は、前市長時代から続く継続事業分は交付内示を受けていることなどから支給するよう求めており、代替施設建設の受け入れ拒否を踏まえた不交付決定に地元から反発の声も上がりそうだ。 同省は、11年度分については、受け入れ可否の姿勢に変化がある場合も想定し従来通り名護市分も予算措置する方針。交付するか否かは状況をみて判断する。 09
「兵糧攻め」「振興に影」再編交付金なし 名護 批判と懸念 政治 2010年12月25日 09時43分(6時間3分前に更新) 【名護】「振興策に頼らなくてもまちづくりはできる」「地域振興が遅れてしまう」―。防衛省が名護市への再編交付金を交付しない方針を決めたことに対し、同市の関係者は、政府への批判や地域振興の懸念など、さまざまな思いを交錯させた。 「まさにアメとムチによる兵糧攻めだ」と政府の露骨な手法を批判するのはヘリ基地反対協の安次富浩代表委員。「民主党は『最低でも県外』の公約をほごにしておきながら、嫌がらせとしか思えない」と批判する。 稲嶺進市長を支持する仲村善幸市議も「金が欲しければ認めろという支配者の論理。そこまで市民を侮辱するなら、政府は移設を諦めるべきだ」と指摘。市政への影響についても「他自治体のように、通常の補助事業でやっていける」と話す。 一方、再編交付金凍結の影響を懸念する
[「普天間」大迷走]民主党に骨はないのか 2010年5月7日 09時35分(11時間53分前に更新) 米軍普天間飛行場移設問題で「最低でも県外」と「公約」して政権交代を果たした鳩山政権。県民が抱いた期待感は鳩山由紀夫首相来県で雲散霧消してしまった。名護市辺野古に固執する外相、防衛相と官僚たちに包囲されながら、鳩山首相は「針の穴にロープを通すくらい難しいがあきらめない」と言っていただけに、失望はなおさら深い。 首相は「沖縄の皆さんにも負担をお願いしなければならない」といってのけた。沖縄はすでに抱えきれないほどの負担を背負っているのを知らないはずはない。しかも負担軽減の将来像を何ら示すこともないままである。 1994年9月に来県した当時の宝珠山昇防衛施設庁長官が「沖縄は基地と共生、共存する方向に変化してほしい」と発言したことがある。結果として首相は、宝珠山氏と何ら変わらない。 戦後この間、日本
与徳の勲章ロシアで発見 初確認 親族に授与へ 「スパイ連座は平和活動」 社会 2010年1月13日 09時55分(26時間13分前に更新) 太平洋戦争前、日本やドイツの政治機密を諜報(ちょうほう)し関係者が逮捕された「ゾルゲ事件」に連座した名護市出身の画家、宮城与徳(1903~43)に、旧ソビエト連邦政府から与えられた勲章と表彰状がロシア国内で発見された。13日に東京のロシア大使館で宮城の親族らに勲章と賞状が授与される。関係者間では勲章の存在が以前から知られていたが、所在が確認されたのは初めて。関係者は「当時、非国民扱いされていた宮城の名誉回復につながる」と話している。(与儀武秀) 勲章と表彰状は1965年に宮城に与えられていたもので、ドイツによる旧ソ連への侵攻以降の「大国民戦争」(ロシアでの呼称)の関係者に贈られた「2級勲章」。ロシア大使館側は授与の理由を「同戦争に対応し、平和のために活
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