中国との関係を隠した罪で起訴された米ハーバード大のチャールズ・リーバー教授/MENAHEM KAHANA/AFP/Getty Images (CNN) 米マサチューセッツ州ボストン近郊にある名門ハーバード大学の教授が、中国の複数の機関と契約して報酬などを受け取りながら、米当局に隠していたとして起訴された。ボストン周辺では最近、このほかにも大学関係の中国人2人が虚偽申告などの罪に問われている。同州連邦地検の検事が28日の記者会見で発表した。 法廷文書によると、ハーバード大化学・化学生物学科長のチャールズ・リーバー教授(60)は中国が外国から優秀な科学者を招致する「千人計画」に参加。武漢理工大学から給料として毎月5万ドル(約550万円)の報酬と、同大学にナノテクノロジーの研究所を設立する費用として150万ドルを受け取っていた。 教授の研究チームは米国立衛生研究所と国防省から1500万ドル以上の