3月17日に東京のJFAハウスで、16時30分から予定されていたJリーグ理事会後の会見は、定刻の30分を過ぎても行われないまま中止となった。その時点での中止の理由は「JFAハウス内の関連団体に新型コロナウイルスに感染した関係者がいる疑いがある」というものであった。報道陣は速やかな退出を指示され、その後、JFAの田嶋幸三会長に陽性反応が出たことが報じられた。田嶋会長には、一日も早い回復をお祈りしたい。 予定された村井満Jリーグチェアマンの会見は、21時にWebシステムにて実施されたが、その間に報道関係者が気を揉んだのが「チェアマンは感染していないのだろうか?」というものであった。実は3日前の14日にはJFA理事会があり、Jリーグからは村井チェアマンと原博実副理事長が出席。それぞれJFAの副会長と常務理事を兼任しているためだが、田嶋会長と会議を共にしていたのであれば、感染のリスクを心配するのは
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