<ロシア暴走が招く世界大動乱> ユーラシア2大国と「欧米」の新冷戦時代 何もしていない国が、核を持つ大国に突如、軍事侵攻される光景を誰が予測できただろうか。ロシアのプーチン大統領は2月24日、ウクライナへの軍事侵攻を命令、ロシア軍は首都キエフや東部の都市をミサイルで攻撃、軍事侵攻した。(緊急特集 世界大動乱 特集はこちら) 秩序なき弱肉強食 プーチン氏は国民向けテレビ演説で、ウクライナからの脅威は自らで守る以外に選択肢がなかったと強調し、「わが国を直接攻撃すれば、悲惨な結果につながることになる」とけん制。これに対して、米国のバイデン大統領は、「この攻撃による人命の損失と破壊は、ロシアのみが責任を負う。世界はロシアに行動の責任を取らせる」と非難。英国のジョンソン首相とフランスのマクロン大統領もロシアが欧州に再び戦争をもたらしたと強く非難した。(緊急特集 世界大動乱 特集はこちら) 国連安全保