国旗は変わったが国章が変わってないから日本も国旗を変える必要がないっていうのは単純に屁理屈では。黒白赤だって禁止はされてないけどよっぽどガチな保守派でないとかかげないし。 まあこの大屋氏の「ドイツ理解」がいかなるものかは、専門家のかたがたにじっくり聞いてみたいところではある。 たとえば歴史家論争においてノルテが批判されたのは、ホロコーストを擁護したからではなくて、ホロコーストを東方の「アジア的野蛮」と相対化したことである。つまりそれは戦前ドイツの「東方」観と結局は同じものであって、国防軍神話を強調することにつながるとして批判された。そして一般的には論争はノルテの敗北で終わったと言われている。だが少なくともこれは田母神やあべちゃんのそれとは一段上のレベルで争われている議論である。 あと別件のときも思ったけど、少なくとも戦中の日本を、「多元的な」権力分立を根拠に「立憲君主制」ということにするの