ブックマーク / note.com/shiba_eri (3)

  • 弱者男性とフェミニズム(『弱者男性1500万人時代』を読んで)|シバエリ

    「弱者男性」と呼ばれる人々の実態と彼らが抱えている問題について、独自の定量/定性調査と豊富な資料から網羅的にまとめられたで、「弱者男性」という言葉を取り巻く状況に興味がある人の入門書としてとてもわかりやすい良書でした。 近年ネットを中心に可視化されつつある「弱者男性」にまつわる問題ですが、現状支援やケアはほぼなく、社会構造的に弱い立場におかれているにもかかわらず、「有害」扱いされたり、嘲笑の対象になっているのが特徴です。 「社会構造的に弱い立場におかれている」人々の支援・地位向上・エンパワーなどを行ってきたフェミニズムとの相性も悪く、フェミニズムから派生した男性学でも同様の傾向です。 例えば、おおよそ1.5億の詐欺と詐欺幇助の罪で実刑判決を受けた「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告の求刑に対して、フェミニスト弁護士の伊藤和子さんは「男性優位社会の秩序を乱した女子の朝憲紊乱の振るまいを一

    弱者男性とフェミニズム(『弱者男性1500万人時代』を読んで)|シバエリ
    WildWideWeb
    WildWideWeb 2024/05/31
    「ホスピタリティー要求」という言葉にインパイアされたので。結局みんな社会にパターナリズムを求めてるんじゃないか、そしてnationの訳語としての国"家"は誤訳でもなかった。そんなことを考えている。
  • コンビニに扇情的な表紙の雑誌があることは「差別」なのか?|シバエリ

    ※前編は2024年1月27日、後編は2024年1月28日まで無料で見られるようです。 番組の構成をざっくり説明すると、登場するのはポリタス側の2人(水野優望・佐藤※仮名)とゲストである新日婦人の会2人(池田亮子・西川香子)。 いずれもコンビニに扇情的な表紙の雑誌が陳列されることに反対の立場をとっており、陳列されていた雑誌表紙や新日婦人の会の調査結果について語り合うというものでした。 新日婦人の会とは: 日共産党員が中央や地方組織の要職を務めるなど、共産党女性党員や女性支持者と関係が深く、共産党の機関紙・しんぶん赤旗に活動が掲載されることもある。2003年に国連NGO(非政府組織)登録。 おぞましいまず、ポリタス側も新日婦人の会側も、コンビニに置かれている扇情的な表紙の雑誌に対して「見るのがつらい」「ゾッとする」「異様」「取り扱い注意」「有害雑誌」「目に入ることが有害」「堂々と陳

    コンビニに扇情的な表紙の雑誌があることは「差別」なのか?|シバエリ
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    WildWideWeb 2024/01/24
    途中までポリタスの人と意気投合しかかった。紙媒体で現世の欲望を肯定する姿と、Web版で正論を追求する姿とが乖離しているメディア(例えば日刊ゲンダイ)の存在に疑問を持っていたので。
  • フェミニズムブームを量的に把握する〈前編〉|シバエリ

    近年のフェミニズムブームへの疑問なんとなく、ブログを書いてみようと思ったので、 近年の、ジェンダー・フェミニズムブームについてあれこれ書いていきたいと思います。 近年、ジェンダーやフェミニズムの問題は、国際的かつ社会的アジェンダとなり、マスメディアやSNSにおいて日々様々な議論が展開されています。 語りたいことはたくさんあるのですが、最初に少し、今回このブログ記事を書こうとしたきっかけをお話したいと思います。 背景には、近年インターネットで見るフェミニズム的なものや、ジェンダー・フェミニズムブームへの疑問があります。 私は自認としてはフェミニストで、表現者で、表現の自由を支持しているのですが、 私にとってこの近年のフェミニズムブームは、体感的には、ほとんど、様々な表現の炎上として経験されてきたからです。 自分が見るインターネット、SNS上のフェミニズム(的なもの)と、メディアが報道して描く

    フェミニズムブームを量的に把握する〈前編〉|シバエリ
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