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2023年9月4日から1週間限定で営業している麻婆(マーボー)豆腐専門店「極麻辣麻婆豆腐飯店」。オープン3日目に、同店が味の素の調味料「Cook Do <極(プレミアム)麻辣麻婆豆腐用>」を使った店であることを明らかにした。企業名やブランド名を伏せて話題を集めた狙いとは?
「標的」を意味する「ターゲット」、「キャンペーン」には「軍事行動」という意味があるなど、マーケティングで使われている言葉の中には軍事用語が非常に多い。広告の炎上やマーケティングに対する拒否反応が広がるなか、マーケターはこうした言葉を使い続けていていいのだろうか。産業能率大学経営学部でマーケティングや経営の授業を受け持つ小々馬敦教授と、電通デジタル(東京・港)執行役員の田中信哉氏が次世代のマーケティング用語について議論した。 小々馬敦氏(以下、小々馬) 「ターゲティング」とか「キャンペーン」とか、マーケティングでよく使っている言葉は軍事用語から生まれたものですよね。 田中信哉氏(以下、田中) 私たちがいるマーケティング業界では、クライアントに対してマーケティングプロセスを提案するにあたり、効能効果をロジカルに説明しなければならない場面があります。軍事用語を使ってしまっている背景として、そこが
1990年大阪大学経済学部卒業後、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)マーケティング本部に入社。「パンパース」「パンテーン」「プリングルズ」「ヴィダルサスーン」などのブランド担当。2006年ロート製薬入社。執行役員マーケティング本部長として60超のブランドを統括。ロクシタンジャポン代表取締役、スマートニュース執行役員マーケティング担当(日本・米国)を経て、M-Forceを創業。Strategy Partners代表取締役社長 ――日本には「マーケティング」が存在しないといわれます。西口さんは日本のマーケティングの課題をどう見ていますか。 西口一希(以下、西口) マーケティングには、多くの過剰期待と過小評価があります。特に「マーケティング」と「ブランディング」という言葉の定義が曖昧かつバラバラで誤解されており、結果、無駄な投資が拡大し続けています。 米国の業界団体「アメリカン・
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