Windows 95で初めて採用された「プラグ&プレイ」は,どのような技術によって周辺装置を自動的に認識できるのだろうか。本来,周辺機器はデバイス・ドライバがなければアクセスできないはず。しかし,プラグ&プレイ対応デバイスが持つ「コンフィギュレーション・レジスタ」の情報があれば,適切なデバイス・ドライバを自動的に探し出せる。 PCに新しい周辺機器(デバイス)を接続すると,多くの場合,Windows 2000/XPはそれを自動認識して即座に利用可能な状態にしてくれる。いわゆる「プラグ&プレイ」機能のおかげである。まさに「取り付けるだけで(Plug),動く(Play)」ようになるわけだ。この機能は,コンシューマ系OSではWindows 95から,企業向けのNT系ではWindows 2000から搭載されている。 一昔前,周辺機器の交換・増設は“バクチ” プラグ&プレイが当たり前になってしまうと,
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