一見順当な進化を遂げただけに思えるMacのノートPCだが、機能や性能の優位性を考えれば、実はかなり「割安」とも言える。 6月初旬、アップルの新製品が大挙発表された。新製品はすべてがノートPCで、とにかく割安なのが印象的だ。かなり購入意欲をそそるものの、製品の内容は「順当に進化しただけ」といってもよいだろう。 一部のコネクター類が追加されたり、バッテリー駆動時間が延びたりしているが、ボディの基本スタイルは変わっていない。 目立つのは“割安感”だ。入門モデルだった13型液晶を採用するアルミボディの「MacBook」が、新たに「MacBook Pro」の位置づけになって性能をアップ。「Pro」というネーミングが付く上位機種にもかかわらず、アップルストアの価格は13万4800円から。安い店では12万円を切っている。 逆に、MacBookはポリカーボネイトボディを採用した1機種のみになり、安い