日本ヒューレット・パッカード(HP)が3月に発売した「Pavilion Desktop PC m9690jp/CT」(以下m9690jp/CT)は、同社個人向けデスクトップPCの最高峰モデルである。従来の製品と比較すると、インテルの最新CPU「Core i7」を搭載し、処理性能を大幅に向上させたのが最大の特徴だ。しかも、最小構成時に10万円を切るコストパフォーマンスの良さが売り物となっている。性能や拡張性にこだわりのあるパワーユーザーが本当に納得できる製品なのか、詳しく見てみよう。 新たにCore i7を搭載した「Pavilion Desktop PC m9690jp/CT」 インテルの最新CPU「Core i7」とは 上級ユーザーには釈迦に説法な話かもしれないが、m9690jp/CTで新たに採用されたCore i7について簡単に振り返っておこう。Core i7は、開発コードネーム「Nah
20日にOracleがSun Microsystemsを買収したと速報が入り、関係者を愕然させた。追って続報も発表され、次第に買収の内容が明るみになった。経営の視点からみた場合、この買収は妥当なものかもしれない。しかしOracleとSunは特にアプリケーションやミドルウェアで競合するプロダクトを抱えており、そうしたOSSプロダクトを採用している開発者にとっては大きな懸念材料が表れたことになる。 Sun買収の速報が流れてから開発者の反応は迅速だった。次にいくつか取り上げて紹介したい。 To be (free) or not to be (free) - MySQLのオリジナル開発者にしてファウンダーのひとりMichael Widenius氏のブログ。Sun買収に関する所感やMySQLの今後のとりうる可能性、SunがMySQLを買収したときには事はそれほどうまくは運ばなかったことなどに触れると
2009年04月21日00:00 カテゴリNewsOpen Source news - Oracle to buy Sun なんとまあ。 Sun and Oracle Oracle and Sun IBMの時とは違って、今度はSunの方も首を縦に振っている。 しかし、私の感想は Twitter / Tajima: 本物の光の玉が、たかが水晶の玉に食われたのか! ht ... 本物の光の玉が、たかが水晶の玉に食われたのか! に近い。IBMの方がよかったなあ。 SunがMySQL ABを買収したのは、去年の2月のこと。 そのSunを、Oracleが買う。 Oracleは、これで商用DBだけではなく、オープンソースDBでもトップということになる。 オープンソースの視点から見て、これがどうかといえば、終わりのない日蝕のはじまりにどうしても見えてしまう。Oracleはすでに Sleepy Cat ご
ワークステーションを持ち歩くという発想自体は以前からある。しかしここまで強力な製品も珍しいだろう。レノボから発表された「ThinkPad W700ds」は、ただでさえ強力なThinkPad W700にサブディスプレイを加えたモデルだ。2つのディスプレイにクアッドコアCPU、タブレット、カラーキャリブレータを搭載したモンスターワークステーションノートの超弩級のパワーを体感してみた。 レビュー機の仕様 [CPU] Intel Core 2 Quad T9400(2.53GHz) [チップセット] Intel PM45 Express [メモリ] DDR3-1066 4GB×1 [HDD] 160GB×2 [光学ドライブ] DVDスーパーマルチドライブ [グラフィックス] NVIDIA Quadro FX 3700M 1GB [ディスプレイ] 17型ワイド(1,920×1,200ド
UQコミュニケーションズによる初期モニターサービスも開始後1ヶ月を過ぎた。5,000人限定の初期モニターサービスでの評価は、報道、個人ブログを問わず、一通り出そろったことで、話題も一段落した感がある。 前回。WiMAXを取り上げたコラムで筆者は現在のWiMAXを“試験サービス期間中のPHSに近い”カバー範囲と書いたが、その印象は現時点でも変わらない。街に出るごとに僅かずつではあるが、通信可能な場所が増えていて、サービス品位を向上させる途上という感覚も、やはりPHSの頃と同じだ。 徐々に基地局が増えてきているのだろうという感触を深めている反面、2.5GHz帯という高い周波数帯のため致し方ないがエリア内でも使えない場所は多い。将来的にUQコミュニケーションズは無線LANアクセスサービスも提供するとのことだが、相互補完という意味でもしばらくの間は併用が必要だと思う。 ●ISPがWiMAXアクセス
■大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」■ デルの超薄型ノート「Adamo」が当初予想の2倍の売れ行き デルが、3月27日から国内販売を開始したAdamo。早くも発売から10日を経過した。 デルでは、具体的な販売数量には言及しないものの、その出足の良さを示唆した。 「予定していた1カ月分の数量を、わずか10日間で販売した。予想の2倍以上の売れ行きを見せている計算になる」と、デルのコンシューママーケティングノートブック製品プロダクトマネージャの佐々木邦彦氏は語る。 Adamoは、Inspironシリーズのようなメインストリームの製品ではないため、販売計画はそれほど大きくない模様だが、それでも予想を大幅に上回る出足となっていることは明らかだ。 通常は2週間の納期が、現在では3~4週間の納期となっており、「ゴールデンウイークには、通常の2週間での納品体制体制に戻したい」(同)としている。ここから
90年代にIBM、Microsoft、Apple各社が巨額の開発費を投じて作っていた「戦略的OS」がすべて失敗してしまったことを皆さんはご存知だろうか? IBMが作っていたのはOS/2。元々はMicrosoftとの共同開発だったが、途中で仲違いをしてしまい、最後はIBMだけが細々とサポートしていたことすら覚えていない人が多いとは思うが、Windows95の成功であっというまに市場から消えてしまったのがOS/2。具体的な数値は公開されていないので分からないが、両社が数百人体制で数年間開発していたので、少なく見積もっても日本円で数百億円は投じられたことは間違いない。 Cairoの方は私自身が初期のころにいたこともあるし、最終的には「Chicago(Windows95のプロジェクト名) vs. Cairo」の戦いの最前線にいた私としては知りすぎている点も多いのだが、一つだけ確かなのは、プロジェク
■ 6万円でお釣りがくる4TB NAS バッファローの リンクステーション 、 LS-Q1.0TL/1D を購入。ソッコーで使い始めてみたら、俺的に何かと好都合な製品だったのでレポートしてみたい。 バッファローのリンクステーション、LS-Q1.0TL/1D。1TBのHDDを内蔵したNASで、さらに3本のHDDを追加して使える。実勢価格は2万9000円前後 コレ、NASですな。……ああっ!! 回文になってる!! 「ナスですな」が!! さておき、コレはLANに接続して各ユーザーで共有できるストレージ。家庭内LANにNASをつなげば、パパとママとボクとおばあちゃんと猫とかみんなでその容量を使える、と。 最近はNASユーザーが多くなったし、またバッファローのリンクステーションシリーズは定番製品であり、さらに「大容量NASを安価でゲットしたい」という人には有名なLS-Q1.0TL/1D。なので、NA
●出会いは衝動買い なるべく1台のPCで完結させるスタイルなので、バックアップ用に外付けタイプのHDDを用意したり、NASを設置したりは考えていなかった。しかし、ゲーミングからデザインワークまで担当する我が家のメインPCのHDD容量(4TB)はもはや限界になってしまった。特に仕事で扱う素材データが圧倒的に多い。一定期間保持して、その後、削除してしまえばいいのだが、なにかもったいなくて、いままでの作業分のほとんどを保存している。ちなみに素材のファイルサイズは1MBくらいのものから、640MB程度の画像ファイルまで幅広く、試しにフォルダサイズを見てみたら2TBを越えていた。もうDVDやBDに書き出そうにも面倒なレベルだ。 そして、さらなる懸案要素が出現した。デジタルカメラで撮影したRAWデータ群だ。愛用のソニー「α900」のRAWデータは1枚当たり20~25MB。同時にJPEGも書き出している
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