陸上自衛隊には規則がたくさんあって、隊員の人事や訓練、装備品の管理など事細かく定められていて、税金が正しく使われているかや、目的に沿った健全な組織であるか、などを判断します。 特に自衛隊は憲法上の特別の立場や、旧軍の侵略行為などから、まずは味方を傷付けない、ということで、射撃訓練でも安全管理には大きな注意を払います。米軍と共同訓練をすると、彼らは射撃ということが特別でないのか、肝(薬室に弾が込められているか、とか引き金をいつ引くか)は押さえていても、手厚い安全管理に慣れた自衛官からすると、とても危なっかしく見えます。 火薬を扱うので、事故は起きてしまうのですが、自衛隊の場合は、民間への申し開きも考えての予防措置かな、と思われます。米軍でも射撃で事故があって兵隊に負傷者が出れば厳しく糾弾されて変わらないんですけれどね。 前置きが長くなりました。 自衛隊の射撃では、中隊長以上の射場指揮官、射撃
