秋の気配が深まると「保活」追い込みの季節です。都市部で働く母親にとって、子供を保育園に入れる活動「保活」は、失敗すると仕事を失いかねないほどに重大です。待機児童が多い東京都の保育サービスを例に、藤田結子・明治大准教授(社会学)が、厳しい保活の状況を解説します。 ◇質が高く保育料も安い公立認可保育園に希望者殺到 保育サービスは、施設・園庭の広さや保育士の数、保育内容によって分類されています。東京都では認可保育園、認証保育園、認定こども園などに分かれています。 中でも区・市立の認可保育園は望み得る最高ランクの保育サービスです。部屋や園庭が広く、保育の質も高く、所得によって保育料が決まる仕組みなので、収入が低いと保育料も安く済みます。当然、競争率は上がります。 ◇4月以外は入園困難なので「計画的に妊娠」 待機児童の多い地域の認可保育園は、4月入園の申込時に定員が埋まり、1年を通してほぼ
![<保活>失敗すると職を失う「保育園探し」の一寸先は闇 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/46a962af0b4eab9b3a35bc0f4ea705d401526e68/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Fim_siggLcAqsdnpRqy82_DcgnaSAQ---x200-y113-q90%2Famd%2F20150927-00000003-mai-000-1-view.jpg)