2006年7月18日のブックマーク (1件)

  • 刑法には「人を殺してはいけない。」と書かれている。 - 略本雑記

    d.hatena.ne.jp 上記の記事タイトルのような言い方も,「法律は《技巧》の上に成り立っているので」,「法律に不慣れな人は,下手に法律を持ち出して議論しない方がいい。」ということを例証するためのキャッチーなコピーとしては間違っていないのであろう。 しかし,これが単なるトリビアを超えて,一般的な意味で流通してしまうのも困るので,念のため注釈を加えておくと,法解釈学の正統によれば,刑法には「人を殺してはいけない。」と書かれていることになっている。 刑法の殺人罪の規定(刑199条)は,「人を殺してはならない」という,殺人を禁止する規範を内容とするものである。刑法は,この規範により,殺人行為がやってはならない行為であるとする(法の立場からの)評価を明らかにし,国民(すなわち規範の名宛人)に対し殺人行為を行わないよう呼びかけている。もっとも,刑法199条に「人を殺してはならない」とはっきり書

    刑法には「人を殺してはいけない。」と書かれている。 - 略本雑記
    YOW
    YOW 2006/07/18
    トリビアではない。個々の殺人の不利益より国家権威の恣意による不利益を「怖れる」(と書いてないがw)が為の、刑事裁判制御を目的とするのが刑法では>憲法31条。司法向けだから「殺すなかれ」と書く必要がなかった