いよいよあと1人!というところでそのまんま放ったらかしだったこのコーナー。お待たせしました。最後の1人でゴザイマス。出るぞ出るぞという雰囲気の中、やっぱり出たぁ~菅野よう子っ!て感じですかね。我がプロデューサー。私のデビューの時からなので、気がつけばもう知り合って7年もたっていたのですね。わたくしもう観念して、この人には何も包み隠すことなく全部見せてしまっていますので、そういう人から見た私像を聞くのはいささか怖いんですけど、まあ良い機会だからね。 カンノさんの恐るべきところは、その動物的な勘の強さだと私は思う。それは仕事の面でもそうだし、人を見て何か感じ取る力だったり、ここぞというときの判断力だったり。よく言う「女の第六感」というレベルではなくて、野生時代の勘をいまだ持っている貴重な人間って感じ。 誰だって、食べ物も人も生き方も、ナチュラルなものを好む。だけど作為的なものが多すぎるこの世の