今週はなんといっても火曜の「ベスト・オヴ・クラシック」で放送された「トン・コープマン オルガンリサイタル」がよかった。前半はブクステフーデ、後半はバッハというプログラム。コープマンはじつはブクステフーデのオルガン作品全集も出しているけれども、あいにく一枚ももってない。このさいだから、なにか買いますか。いや、どうせなら「全集」を買ったほうがいいかも。コープマンの演奏スタイルは自由闊達、「オルガンをチェンバロみたいに弾く」と本人も言っているように、スタティックな管楽器のイメージの強いオルガンをじつにノリのいい楽器に変身させてしまう。こういう弾き手こそ、ブクステフーデ作品の演奏にはうってつけです。そうそう、『音友』誌にも載ってましたね。そしてこの日聴いた録音もおんなじオペラシティ・コンサートホールでのもの。ひさしく行ってませんね、ここのホール。音響は申し分ないけれども、お上りさんにはちと遠い。サ
太平洋戦争が終わって国民国家という概念は表面上は消え去り,没個性の 20 世紀が 終わって日本も「多様性」の社会になったと言われる.士農工商の時代には 人口のほとんどが農業従事者で,同じ様な生活をしていた.戦争の時代には 心の底はいざ知らず,表面上はみんな天皇の為に戦うことで一致団結していた. 高度経済成長でもほとんどが中流家庭を演じ,同じモノを買い同じモノを食べ 同じテレビを見ていた.長いこと「一様性」の社会に親しんで来た日本人だけど, ここ近年様子が違うなというのはみんな感じているだろう. 「一様」という社会 生来的には国内一様が理想であるはずの公教育ですら「子ども達の個性を大事に」とか なんとか言っている.彼らが言う個性は「ある方向」という大きな枠組みの中での 多様性に過ぎないので本質的には多様性ではない.しかしまぁそれでもだいぶ 多様性に近づいたとは言えるだろう. 人間は本質的には
5月6日に新宿の芸能花伝舎で開催される『廃校フェス2009』に、Rocket or Chiritoriが出演することが明らかになった。 Rocket or Chiritoriは柴原聡子のソロユニット。1997年に雑誌『米国音楽』の付録のコンピレーションCDに収録された楽曲が、渋谷系界隈のアーティスト達から注目を集め、その後「米国音楽」のレーベルCardinal Recordsからデビューを遂げた。 彼女のローファイかつポップな音楽は、BECKが引き合いに出される程の賞賛を浴びていたが、同年に大学受験のために音楽活動を休止。それ以降シーンから遠ざかったままとなり、今回のライブは約10年ぶりのライブとなる。 なお、『廃校フェス2009』以降のライブスケジュールは未定となっているので、気になった人は是非会場に足を運んでみよう。 『廃校フェス2009』 2009年5月6日(水・休日)OPEN /
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く