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ブックマーク / realsound.jp (41)

  • 小沢一敬が語る、THE BLUE HEARTSに憧れ続けた日々 「ブルーハーツが僕の人生を決定づけた」

    小沢一敬が語る、THE BLUE HEARTSに憧れ続けた日々 「ブルーハーツが僕の人生を決定づけた」 THE BLUE HEARTSのアルバム全8作品と真島昌利のソロアルバム2作、計10作品がアナログ復刻盤として発売された。1987年のデビューアルバム『THE BLUE HEARTS』から『YOUNG AND PRETTY』『TRAIN-TRAIN』といった代表作をはじめ、『BUST WASTE HIP』以降の5作品及び真島昌利のソロアルバム2作品は今回が初のアナログ化となる。 2015年に30周年を迎え、今もなお多くのファンに愛され続けるTHE BLUE HEARTS。リアルサウンドでは、14歳の出会いから今に至るまで、ずっとTHE BLUE HEARTSに魅了され続けているというスピードワゴン・小沢一敬にインタビュー。THE BLUE HEARTSとの出会いから、甲ヒロトと真島昌利

    小沢一敬が語る、THE BLUE HEARTSに憧れ続けた日々 「ブルーハーツが僕の人生を決定づけた」
  • BABYMETALが“元洋楽少年”を熱狂させる理由【国内篇】 市川哲史が人気曲から紐解く

    昭和の昔から、女子アイドルは<やらされてる感>を常に背負っている。それは宿命なのだが、と同時に彼女たちの器量の見せ場でもある。 例えばAKB48グループは、ずっと<やらされてる感>を漂わせてきた。総選挙とかチーム再編とか、運営サイドからのお達しに振り回されながら生き抜く姿は競争社会と自己責任の縮図で、まさに<やらされてる感>ワールドそのものだったりする。 しかし峯岸みなみが坊主頭になった一昨年あたりから、生身の女たちの執念がとうとう決壊――ここにきて<やらされてる感>を乗り越えた者たちの修羅の場と化している。アイドルグループというより、エゴを隠しきれない女たち、だ。 ももクロの場合は、世間的には自由奔放な<逝くまで少女>のイメージだが、実は大きいおともだちの妄想を「元ネタがわからない」まま一身に引き受けている。とはいえ<やらされてる感>とは真逆の、豪快な<やってあげてる感>はなんとも痛快で

    BABYMETALが“元洋楽少年”を熱狂させる理由【国内篇】 市川哲史が人気曲から紐解く
    YUKI14
    YUKI14 2015/06/14
    いつまで続けてくれるかというヒヤヒヤ感は確かにある / 解散するにしても、せめてあと1枚はアルバム出して欲しい
  • 奥田民生の新グッズ「老眼鏡(RGM)」が大人気 邦楽ロックファンの高齢化を今だからこそ考える

    邦楽ロックファンの高齢化を考える? なんで? そんなのとっくの昔からそうじゃないか。2015年の今、わざわざ書くようなことか? と、人に言われずとも自分でも思うが、それでも書く理由はふたつ。 ひとつめは、今の現実が、まがりなりにもそこから脱したと言っていいのではないか、という状況になったこと(詳しくは後述します)。この高齢化、ある意味とてもシリアスな問題でもあったので、そのまっただなかの時期は、それについて書いたりするのが、なかなか難しかったのでした。 そしてふたつめは、奥田民生が最近販売を始めた、グッズの新シリーズの中に、これがあったことだ。 RGMとは“roh gan megane”の略。老眼鏡。丸(写真のもの)と角(フレームが長方形)の2種類。度数は+1.0、+1.5、+2.0の3種類。3,300円。広島市東区のハックベリーという会社の製品。 5月11日(月)&12日(火)に広島文化

    奥田民生の新グッズ「老眼鏡(RGM)」が大人気 邦楽ロックファンの高齢化を今だからこそ考える
  • ヒャダインが明かす、人気音楽作家となるまでの日々「動画サイトで自分は間違っていないと確認できた」

    音楽を創る全ての人を応援したいという思いから生まれた、音楽作家・クリエイターのための音楽総合プラットフォーム『Music Factory Tokyo』が、ヒャダインのスペシャルインタビューを公開した。 同サイトは、ニュースやインタビュー、コラムなどを配信するほか、クリエイター同士の交流の場を提供したり、セミナーやイベント、ライブの開催など様々なプロジェクトを提案して、未来のクリエイターたちをバックアップする目的で作られたもの。コンテンツの編集には、リアルサウンド編集部のある株式会社blueprintが携わっている。リアルサウンドでは、今回公開されたヒャダインのインタビュー前編を紹介。同記事では、歌手としてもメジャーデビューする一方で、ももいろクローバーや郷ひろみなどの幅広いアーティストを手掛け続けている彼に、作家を目指したきっかけや影響を与えた音楽、多忙な毎日の過ごし方などについて話を訊い

    ヒャダインが明かす、人気音楽作家となるまでの日々「動画サイトで自分は間違っていないと確認できた」
  • トライセラ和田×バイン田中が語る、ロックバンドの美学(前編)「お互い違う場所で切磋琢磨してきた」

    ともに97年デビュー、変わり続ける音楽シーンの中で独自のスタンスを守りながらサヴァイブを続けてきたTRICERATOPSとGRAPEVINE。デビュー当時はライバルと目されたこともあったが、いまや互いに認め合う関係となった両バンドのフロントマン、和田唱と田中和将の特別対談が実現した。 TRICERATOPSは『SONGS FOR THE STARLIGHTS』(12月10日リリース)、GRAPEVINEは『Burning Tree』(1月28日リリース)と、新たな環境での新作を作り上げた両者。前編となる今回は、お互いの出会いやルーツから音楽シーンの変化、そしてバンドを続けてきた原動力を語ってもらった。 「(GRAPEVINEは)自分たちに近い人たちなのかなって印象があったな」(和田) ――お二人が最初に出会ったのって、いつ頃のことですか? 田中和将(以下、田中):たしかデビュー前だったよね

    トライセラ和田×バイン田中が語る、ロックバンドの美学(前編)「お互い違う場所で切磋琢磨してきた」
  • フェスシーンの一大潮流「四つ打ちダンスロック」はどこから来て、どこに行くのか?

    ここ数年、邦楽ロックシーンを巡る一つのバズワードと化している「四つ打ち」。特に2010年代のロックフェスの現場においては、そのブームはもはや無視できないものになっている。2013年にKANA-BOONがブレイクを果たし、キュウソネコカミやKEYTALKなどが注目を浴びる中で、速いテンポのダンスビートとキャッチーなメロディでオーディエンスを踊らせ、それをバンドの人気に繋げていく風景が可視化されるようになった。 同時に「四つ打ちダンスロック」が明らかなバンドシーンのトレンドとなったことで、「四つ打ちは飽和して終わりに向かっている」「次は何が来るのか」と言った論調も見かけるようになった。 しかし、実のところはその言葉が示すものが人によって違っていたり、捉え方が様々だったりするのも事実。そこで、この記事では、改めて「四つ打ちダンスロック」がどこから来て、どこに行くのかを明らかにしていこうと思う。

    フェスシーンの一大潮流「四つ打ちダンスロック」はどこから来て、どこに行くのか?
  • 初回で約4万2000人動員! 世界最大級EDMフェスの日本公演『ULTRA JAPAN』の可能性とは?

    初回で約4万2000人動員! 世界最大級EDMフェスの日公演『ULTRA JAPAN』の可能性とは? 世界最大級を誇るEDMフェスの初日公演『ULTRA JAPAN 2014』が9月27日と28日、東京・お台場の特設会場で開催された。 同フェスの家は、米マイアミで毎年開催され、2013年は計6日間で30万人を動員した世界最大級のEDMフェスティバル『ULTRA MUSIC FESTIVAL』。今回の日公演でも2日間で国内外67組のアーティストがパフォーマンスを展開し、約4万2000人の動員を実現した。 DJ陣は初回ながら豪華そのもの。ハードウェルや、アフロジャック、スティーブ・アンジェロといった、現行のシーンにおいて脂の乗っているアーティストが参加しつつ、ファー・イースト・ムーヴメントやダレン・エマーソンといった中堅~ベテラン陣もラインナップに名を連ね、日からもm-floやKSU

    初回で約4万2000人動員! 世界最大級EDMフェスの日本公演『ULTRA JAPAN』の可能性とは?
  • 今年のフジロックで見逃せないステージは? 小野島大が50組の洋楽出演者を解説

    小野島大の「この洋楽を聴け!」第10回:FUJI ROCK FESTIVAL'14 2014.06.28 14:00 いよいよ夏が近づいてきました。夏と言えばフェスの季節。今回は7月末に開催されるフジ・ロック・フェスティヴァルを、出演ラインナップの映像を交えてご紹介しましょう。 フジロックは今年で18回目を迎える老舗の野外フェスティヴァル。現在のフェス全盛のシーンを作り上げた先駆けであり、今もなお他を寄せ付けない独自の個性と存在感を放っています。山の中のスキー場を切り開いた会場は豊かな自然に囲まれ、そこだけ別の時間が流れているような、浮世の現実をひとときでも忘れられる非日常感はほかの都市型フェスでは得られないものです。洋邦・ジャンル・地域・民族・新旧を問わない実にさまざまなアーティストが出演しているのも魅力で、思いもかけないアーティストや音楽と出会える可能性が高いのフジの魅力です。 また会

    今年のフジロックで見逃せないステージは? 小野島大が50組の洋楽出演者を解説
  • オーラル、ゲス乙女、キュウソ……“先行指標”から見えた、今年の夏フェスのブレイク候補とは?

    7月から、いよいよ格的な夏フェスのシーズンが始まる。4日間に規模を拡大したROCK IN JAPAN FESTIVALや、老舗のフジ・ロック、サマーソニックを筆頭に、7月から9月にかけて、ほぼ毎週末、日各地の様々な場所でロックフェスが開催される。 そして、夏のロックフェスは、ニューカマーのバンド達にとって、いわば「勝負」の場所でもある。ライブの現場でどれだけ興奮を生むことができるか、それがブレイクの決め手になる。最初はキャパの小さなテントでも、入場規制を経て、次はより大きなステージにステップアップしていく。そうやってバンドが「フェスの場で勝ち上がっていく」風景が可視化されるようになった。 では、今年の注目株となるバンドは誰か? その指標として重要な意味を持ち始めたのが、5月に行われたメトロック(METROCK)だ。メトロック(METROCK)とは、5月24日・25日に東京・新木場若洲公

    オーラル、ゲス乙女、キュウソ……“先行指標”から見えた、今年の夏フェスのブレイク候補とは?
  • 園子温バンド、デビューライブに長谷川博己ら出演 V系メイクで即興ポエムを叫び上げる

    『石崎ひゅーい×園子温バンド 対バンLIVE』が2014年6月21日、新宿LOFTにて開催された。同イベントは、園子温バンドにとってのデビューライブであり、その内容は一言でいうと、園子温ワールドのむきだしの、なりふり構わない衝動に満ちあふれたものであった。 園子温バンドとは、2015年公開予定の新作映画『ラブ&ピース』内で結成されているバンド「RevolutionQ」のメンバーVo鈴木良一役の主演である長谷川博己に代わり、園子温がVo.を務め、Gu.内藤愁役の俳優・奥野瑛太(出演『サイタマノラッパー』、『クローズEXPLODE』他)、Ba.デッド役の俳優・長谷川大(出演『空飛ぶ広報室』、『八重の桜』他)、Dr.ネガ役の俳優・谷幸優(出演『パーフェクトブルー』、『イタズラなkiss Love in TOKYO』他)、Key.ジェーン役のモデル、女優IZUMI(ELLE girl等で活躍)が

    園子温バンド、デビューライブに長谷川博己ら出演 V系メイクで即興ポエムを叫び上げる
  • ホルモンとももクロの共通点とは? マキタスポーツが「人気曲の構造」を分析

    ミュージシャン、俳優などでも活躍するマキタスポーツ氏のインタビュー後編。前編【「ポップスには種も仕掛けもある」マキタスポーツが語る“ヒット曲の法則”】で、J-POPを構造分析し始めた理由、パクリ問題について語ってもらった。後編ではマキタ氏ならではの視点から、構造分析をうまく理解できていると思うミュージシャンについてや、現代の音楽シーンについて語ってもらった。 ――問題提議をしていくなかで、構造を理解して上手く作っているなと思っているミュージシャンとは? マキタ:凄いなって思うのはマキシマム ザ ホルモン。彼らがやっているのはハードコアやメタルと呼ばれる音楽なんですけど、その構造を分解して、うまく組み合わせることで、J-POPにしてるんですよね。だからデスボイスの入る曲がチャートで1位になっている(笑)。 彼らの曲はアトラクション性が豊かで、みんなが楽しめる。ヘドバンをする時間とかも顧客のた

    ホルモンとももクロの共通点とは? マキタスポーツが「人気曲の構造」を分析
  • 大友良英『題名のない音楽会』でノイズ語る「当時のスタンダードからするとビートルズはノイズ」

    昨年は大ヒットドラマ『あまちゃん』(NHK系)のオープニング、劇中音楽を手がけ、第55回日レコード大賞作曲賞を受賞を受賞するなどして、一躍人気者となった作曲家、大友良英。彼が4月13日放送の『題名のない音楽会』に出演し、自身のルーツとなる音楽や、彼自身の音楽観について語った。 冒頭、番組から「ノイズ・ミュージックの世界的権威でもある」と紹介された大友。司会の佐渡裕から「ノイズ・ミュージックを一言で言うと?」と質問された大友は「一言では言えないですが......ジャンルというよりは考え方というか。よくわからないところがまた面白い」と語った。 今回の放送では、大友良英が影響を受けたノイズ・ミュージック3曲を紹介。まず大友が1曲目に挙げたのは、ジミ・ヘンドリックスの「The Ster Spangled Banner」。『ライブ・アット・ウッドストック』の映像を見て、「かっこいいな」と思ったそう

    大友良英『題名のない音楽会』でノイズ語る「当時のスタンダードからするとビートルズはノイズ」
  • 初音ミクはいかにして真の文化となったか? 柴那典+さやわかが徹底討論

    柴那典×さやわか 『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』刊行記念対談(前編) 2014.04.14 13:00 音楽ライターの柴那典氏が、初音ミクや同人音楽などボーカロイド文化の隆盛について、音楽史的な視点から考察した著書『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(太田出版)が4月3日に発売された。今回リアルサウンドでは、同氏が先日4月6日に五反田のゲンロンカフェで行った、物語評論家のさやわか氏とのトークセッション『★さやわか式☆現代文化論 第6回『初音ミクの真実!』さやわか×柴那典』の模様を取材。テレビとネットの境目で発生しているコンテンツの移り変わりや、同人即売会におけるCDの売れ行きなど、様々な話題を存分に語り合った。 「30代より上と10代前半でものすごい文化の断裂がある」(柴) さやわか:こののおかげで、初音ミクについてわざわざ説明しなくても「読んでおいてね」で済むようになったので、非

    初音ミクはいかにして真の文化となったか? 柴那典+さやわかが徹底討論
  • 「初音ミクを介してローティーンにBUMPの歌が届いた」柴那典+さやわかが語るボカロシーンの現在

    柴那典×さやわか 『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』刊行記念対談(後編) 2014.04.15 19:45 音楽ライターの柴那典氏と物語評論家のさやわか氏が4月6日に五反田のゲンロンカフェで行ったトークセッション『★さやわか式☆現代文化論 第6回『初音ミクの真実!』さやわか×柴那典』の模様を取材。前編【初音ミクはいかにして真の文化となったか? 柴那典+さやわかが徹底討論】では、テレビ論や音楽ビジネスのあり方、電子音楽の系譜における初音ミクの存在について会話が展開した。後編では、教育の現場などに導入され始めているボカロの現状や、ヤンキー文化オタク文化について語り合った。 「初音ミクが『ここにいるんだよ』って歌うときのエモーションに中二病を感じる」(柴) さやわか:これはあえて聞きたいのですが、柴さんは初音ミクが将来的にもっと普及したら、紅白に出たりするようになるというふうに考えていますか

    「初音ミクを介してローティーンにBUMPの歌が届いた」柴那典+さやわかが語るボカロシーンの現在
  • マーティ・フリードマンがJ-POPへの”愛と嫉妬”を告白「AKBの『ヘビロテ』は僕が書きたかった」

    メタル界でもっとも有名なバンドのひとつである、メガデスの元ギタリストであり、音楽評論家やプロデューサーとしての功績も数多い、マーティ・フリードマン氏。そんな彼がプロデューサー兼ギタリストを務める鉄色クローンXは、2012年12月に、ももいろクローバーZの楽曲をメタル調にカバーしたアルバム『鉄色クローンX』を発表し、日最大のメタルフェス『LOUD PARK 13』に出演するなど、勢いのあるメタルバンドのひとつとして活躍している。リアルサウンドでは今回、日音楽が大好きなあまり、日に住むことを選んだというマーティ・フリードマン氏が、現代の音楽シーンや、鉄色クローンXで行っている「コミカルな日語詞とメタル音楽の融合」について、独自の切り口で語ってくれた。 BABYMETALはアイドルとメタルをうまく融合出来ている ——最近ブレイクしたアーティストで、マーティさんが気になっているのは? マ

    マーティ・フリードマンがJ-POPへの”愛と嫉妬”を告白「AKBの『ヘビロテ』は僕が書きたかった」
  • 「高速化するJPOP」をどう受け止めるか 音楽ジャーナリスト3人が徹底討論

    さやわか×宇野維正×柴 那典が2013年の音楽シーンを切る!(後編) 2014.01.03 10:30 リアルサウンドでもおなじみのライター・物語評論家のさやわか氏が、音楽ジャーナリストの宇野維正氏、柴 那典氏を招いて、2013年の音楽ジャンルを再総括するトークイベント『さやわか式☆現代文化論 第2回』のレポート後編。前編「今、ボカロやアイドルをどう語るべきか 音楽ジャーナリスト3人が2013年のシーンを振り返る」では、芸能と音楽の関係性についての考察から、ボカロシーンの是非、さらにはJPOPシーン全体の傾向の変化についてまで話が及んだ。後編では、最近の楽曲の傾向から、ボカロシーンの可能性についてまで、ざっくばらんに語った。 さやわか:前半ではシーン全体についての話が多かったんですが、今の音楽批評の問題として楽曲じたいに対する議論がなかなかうまく広がらない気がしています。そこで今日は音につ

    「高速化するJPOP」をどう受け止めるか 音楽ジャーナリスト3人が徹底討論
  • 各音楽誌選出の洋楽ベスト・アルバムを徹底比較! 見えてきた「2013年のベスト3枚」とは

    洋楽ロックを扱う各音楽誌が、2013年12月発売の号で、恒例のベスト・アルバムを選定している。各誌の選定内容を比較してみると、”プロ“リスナーが共通して選ぶ作品の傾向が見えてきた。 洋楽ロックが売れないといわれる昨今だが、良質なアルバムは今でもリリースされている。まずは各誌のランキングを見てみよう。 洋楽ロックの年間ランキングといえば、音楽雑誌が華やかだった時代を経験した向きには2大勢力とも言える『ロッキング・オン』と『クロスビート』だろう(『クロスビート』は既に休刊し、ムックとしての刊行)。 『ロッキング・オン』が選んだ2013年ベスト・アルバム。 1位「シャングリ・ラ」ジェイク・バグ 2位「エー・エム」アークティック・モンキーズ 3位「アモック」アトムス・フォー・ピース 4位「リフレクター」アーケイド・ファイア 5位「ランダム・アクセス・メモリー」ダフト・パンク 6位「ザ・ネクスト・デ

    各音楽誌選出の洋楽ベスト・アルバムを徹底比較! 見えてきた「2013年のベスト3枚」とは
  • サカナクションが紅白内定 先鋭的な音楽性で“お茶の間”進出を果たしたワケは? - Real Sound|リアルサウンド

    サカナクションが年末のNHK紅白歌合戦」に初出場すると日刊スポーツが報じ、話題となっている。 サカナクションは、ロック、ポップ、テクノ、エレクトロなどを融合した音楽性が特徴的で、若い音楽ファンを中心に人気を集めている。今年3月にリリースされたアルバム『sakanaction』はオリコンチャート初登場1位を獲得。収録曲の「Aoi」は、年度NHKサッカーのテーマ曲にも起用された。 ライブでは最新のテクノロジーを投入して映像や音響にも力を入れており、その先端的な表現全体も評価されている一方、広く世の中に受け入れられるバンドとしても認識されている。サカナクションは、一見すると相反するように思える二つの特性をどう両立させ、今のポジションを獲得することができたのだろうか。 その理由を、音楽ライターの柴那典氏は次のように語る。 「そもそもサカナクションは、デビュー時から大衆性のある音楽と先鋭的な表現

  • 極上ファンタジーから実話ナックルズへ…ホルモン×SEKAI NO OWARIの歴史的ライブを観た - Real Sound|リアルサウンド

    9月の終わりから半年以上にわたって日全国絨毯爆撃中のマキシマム ザ ホルモン「予襲復讐TOUR」も中盤戦。どんなにビッグになってもツアーでは「ハコはライブハウスのみ」「対バン形式」といった鉄壁のルールを頑なに守り続けているホルモン。12月3日、新木場STUDIO COASTでの対バン相手は前日のCLUB CITTA’川崎に続いてSEKAI NO OWARI。フロアはこのツアー最大規模の約3.000人でビッシリだったが、言うまでもなく、今この組み合わせなら余裕でこの10倍のキャパでも埋まるだろう。10倍以上のチケット争奪戦を勝ち抜いた先鋭たちが、普段のライブの10倍以上に暴れまくる。その凝縮された圧力鍋のような空間こそがホルモンの現場なのだ。 表面的な音楽性は水と油にも思えるSEKAI NO OWARIとホルモンだが、実はSEKAI NO OWARIのインディーズ初期、まだ4人が地元の自作

    極上ファンタジーから実話ナックルズへ…ホルモン×SEKAI NO OWARIの歴史的ライブを観た - Real Sound|リアルサウンド
  • 「90年代みたいな夢はもう辿れない」横山健のシビアなシーン分析と、レーベルが目指すもの

    PIZZA OF DEATH RECORDSを運営する横山健が混迷する音楽シーンに対し、インディーズの視点から提言を行うロングインタビュー後編。前編ではCDが売れない現状と、その中でレーベルやレコード会社が担う役割までを語った。後編では、今のミュージシャンが置かれた状況をシビアに分析するとともに、自身のレーベルが目指す方向性を明かした。聞き手は音楽ライターの石井恵梨子氏。(編集部) 前編:横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」 ――ライブの動員、物販の売上は好調なバンドが多いですよね。 横山:うん、物販とライブはすごくいいの。やっぱりツアーバンドにとって物販は生命線で。ライブがカッコよければみんな足を運んでくれる。なぜならCDや書籍はコピーが利くけど、体験ってコピーできないから。だからCDが売れないバンドでもライブでっていくことができる。で

    「90年代みたいな夢はもう辿れない」横山健のシビアなシーン分析と、レーベルが目指すもの