IPAによれば、このビデオチャットアプリであるが、チャット機能以外にも電話帳情報を窃取する機能を持っていたとのことである。この情報を悪用し、脅迫を行っているのである。ワンクリック詐欺などの不正請求もそうであるが、内容自体が知られることがあまり好ましくないといった理由から、周りに相談できず脅迫に応じてしまうことも少なくない。 広島県警察では、2014年6月の時点で注意喚起を行っているが、IPAでは同種の相談が2014年9月くらいから寄せられるようになったとのことである。上述のように、相談するのをためらうことで、報告や被害届が出されていないことも予想される。実際には、もっと多くの脅迫が行われている可能性もある。 脅迫者の意図としては、インターネットなどで不特定に閲覧されるよりも、普段、連絡を取り合っている身近な人間に閲覧されるほうが、より脅威意識が高まると見ている。そのために、電話帳情報も同時
![IPAの今月の呼びかけ(12月) - スマートフォンの不正アプリによる性的脅迫被害に注意を](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bcd50d7f7d54ca8a2f203d86ff1db2d0bfd88d9b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Farticle%2F20141202-ipa12%2Findex_images%2Findex.jpg)