生産性が高く習得も容易なRubyの組み込み版「mruby」用い、実際にマイコンボード「enzi」との組み合わせで、取得したセンサーデータをTCP/IPでサーバへ送るIoTデバイスの開発を行います。 Rubyの特長を組み込み開発に反映させたプログラミング言語が「mruby」は、「Raspberry Pi」や「BeagleBoard」「GR-SAKURA」「Aruduino(およびArduino互換ボード)」など、さまざまなマイコンボード上で動作します。 ここではmrubyリファレンスボードとして用意されているManycolors製のラピッドプロトタイピングボード「enzi basic board(以下、enziボード)」を使って、センサーからの値を取り込み、サーバに送るIoTやM2Mの基礎となるアプリを構築してみましょう。 enziボードはもともとmrubyの教育・研修用に開発されたものです