海のごみ対策をボランティアで終わらせない。プロジェクト・イッカクが目指す海ごみ削減のための「経済システム」とは 海ごみ対策に「経済システムを構築する」ことで解決を目指す「プロジェクト・イッカク」。プロジェクトの詳細をリバネスアメリカ代表の上野裕子さんに伺いました。 今も日本各地の海岸に打ち寄せられている海からの漂着ごみ。「海ごみ」と言われ、ごみの種類、量は多岐に渡ります。海ごみ対策に「経済システムを構築する」ことで解決を目指す「プロジェクト・イッカク」のチームリーダーでリバネス創業開発事業部・リバネスアメリカ代表の上野裕子さんは、プロジェクト初期に北海道の奥尻島で生活の場としての海岸での海ごみの状況を知り、「人が生きている、生活している場所の困った現状を何とかしたい」と考えたといいます。海ごみ対策に衛星観測やドローンが使われているようで、プロジェクト全体の中でこうした観測技術はどのようには