【▲ 大気圏に再突入した新型宇宙船「オリオン」を描いた想像図(Credit: NASA)】こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の新型有人宇宙船「オリオン」が地球の大気圏へ再突入する様子を描いた想像図です。 現在NASAは有人月面探査計画「アルテミス」の準備を進めています。宇宙飛行士が地球と月周辺を往復するために搭乗するオリオン宇宙船や、オリオン宇宙船などの打ち上げに使われる新型ロケット「SLS(スペースローンチシステム)」の開発も大詰めを迎えており、NASAは今年後半にオリオン宇宙船とSLSの無人テスト飛行「アルテミス1」ミッションの実施を目指しています。 関連:NASA新型ロケット「SLS」エンジン燃焼試験に成功、初飛行に向け一歩前進 アルテミス1では、SLSを使って打ち上げられた無人のオリオン宇宙船が月周辺まで飛行した後に地球へ帰還します。26~42日が予定されているこのミッションは