【▲ Perseveranceのカメラ「Mastcam-Z」で撮影されたIngenuity。現地時間4月5日撮影(Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU)】アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)は現地時間4月10日、史上初めて火星での動力飛行に挑む火星ヘリコプター「Ingenuity(インジェニュイティ)」の初飛行が4月14日以降に延期されたことを明らかにしました。 当初、Ingenuityによる初飛行は現地時間4月11日遅くに予定されていました。4月8日にはローターを低速回転させる試験(毎分50回転)が行われていましたが、その翌日の4月9日に実施されたローターの高速回転試験において、コンピューターのモードを「飛行前」から「飛行」へと切り替えようとした際にコマンドシーケンスが早期終了する問題が生じたとのこと。Ingenuityの状態は良好とされていま
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