(CNN) 米ロサンゼルス市一帯が大規模山火事に襲われる1カ月弱前、ベテラン消防士の一団が市庁舎に集結し、人員や装備の増強を求めた。自分たちは「もう限界だ」と、そのうちの1人が訴えた。別の1人は、高額な消防車が稼働できない状態にあると明かした。予算削減のせいでそれらを修理する整備士の数が激減したためだという。 【映像】全米最悪レベル、ロス消防署が抱える人員不足の実態 ロサンゼルス市消防組合のフレディー・エスコバー組合長は、「私は人々が言えないことを言う」「一つの仕事を削り、一カ所の消防署を削るなら、ロサンゼルスの住民が最終的な犠牲を払うことになる。命を落とす人が出るだろう」と述べた。 資源を巡る消防士らの当時の懸念は、的外れではなかったようだ。CNNが分析した全米10大都市の直近のデータによれば、ロサンゼルス市消防局に配置された消防士の数は他のほぼ全ての都市を下回っていた。その結果、日々の
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