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ブックマーク / sorae.info (1,403)

  • クマの「冬眠」をモデルにした火星旅行戦略 ESAが画期的な「実現可能技術」として推奨

    【▲参考画像:ISSのイタリア製モジュール「ノード2」の寝袋の中にいるESAの宇宙飛行士パオロ・ネスポリ(Paolo Nespoli)(Credit: ESA)】アーサー・C・クラーク原作、スタンリー・キューブリック監督のSF映画「2001年宇宙の旅」(1968年)に、宇宙飛行士が人工冬眠するシーンが出てくることはよく知られています。 宇宙飛行士を「冬眠」させることは、ミッションのコストを削減し、宇宙船を3分の1に小型化し、火星など深宇宙旅行に向かうクルーの健康を維持するための最良の方法かもしれません。ESA(欧州宇宙機関)が主導した調査によると、人間の冬眠はSFの域を超え、宇宙旅行における画期的な技術になる可能性があるとのことです。 火星まで往復するためには約2年分の料と水を用意しておく必要があります。「宇宙飛行士1人あたり1日に約30kgの物資が必要で、さらに放射線や精神的・生理的な

    クマの「冬眠」をモデルにした火星旅行戦略 ESAが画期的な「実現可能技術」として推奨
  • スペースXがイタリアの地球観測衛星を打ち上げ、ロケット第1段にはファルコン・ヘビーのブースターを転用!

    スペースXは現地時間1月31日、イタリアの地球観測衛星「CSG-2」の打ち上げに成功しました。打ち上げに使われた「ファルコン9」ロケットの第1段には、2019年に打ち上げられた「ファルコン・ヘビー」ロケットの補助ブースターを転用した機体が用いられました。ファルコン・ヘビーのブースターがファルコン9の第1段に転用されるのは、今回が初めてです。 【▲ ケープカナベラル宇宙軍基地から打ち上げられたファルコン9ロケット(Credit: SpaceX)】CSG-2を搭載したファルコン9ロケットは、アメリカ東部標準時1月31日18時11分にフロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地第40番発射台から打ち上げられました。衛星の分離は打ち上げから約1時間後に成功。また、ファルコン9の第1段機体は同基地への着陸に成功しています。 前述のように、このミッションで使用された第1段機体は、2019年に実施された通信衛

    スペースXがイタリアの地球観測衛星を打ち上げ、ロケット第1段にはファルコン・ヘビーのブースターを転用!
  • 火星の地下深くにあるかもしれない「液体の水」に関する最新の研究成果が発表される

    【▲ 火星探査機「マーズ・エクスプレス」が撮影した火星の南極冠(Credit: ESA/DLR/FU Berlin / Bill Dunford)】今から4年前の2018年、イタリア国立天体物理学研究所のRoberto Oroseiさんを筆頭とする研究グループは、欧州宇宙機関(ESA)の火星探査機「マーズ・エクスプレス」に搭載されている地下探査レーダー高度計「MARSIS」による観測データをもとに、火星の南極域に広がる氷床の下、表面から深さ1.5km付近に氷底湖が存在するとした研究成果を発表しました。 同グループは、この氷底湖が複数の小さな氷底湖に囲まれているとした新たな研究成果を2020年に発表。地球では水のあるところには生命が存在することから、表面下の深い場所とはいえ当に液体の水があるとすれば、火星の生命が生息している可能性もあるとして注目を集めました。 関連:火星の氷の下に複数の湖

    火星の地下深くにあるかもしれない「液体の水」に関する最新の研究成果が発表される
  • 米国家偵察局がファルコン9で機密衛星を打ち上げ、スペースXによる打ち上げは週3回ペース!

    スペースXは現地時間2月2日、国家機密衛星打ち上げミッション「NROL-87」を実施しました。同社のファルコン9ロケットに搭載されていたのはアメリカ国家偵察局(NRO)が運用する機密扱いの衛星であるため、詳細は明らかにされていません。NROによると、衛星の打ち上げは成功したとのことです。 【▲ ヴァンデンヴァーグ宇宙軍基地から打ち上げられたファルコン9ロケット(Credit: SpaceX)】NROの衛星を搭載したファルコン9ロケットは、アメリカ太平洋標準時2月2日12時27分にカリフォルニア州のヴァンデンヴァーグ宇宙軍基地第4発射施設の発射台(SLC-4E)から打ち上げられました。前述の通り衛星は打ち上げに成功したことが発表されていますが、機密扱いであるために衛星の詳しい情報は明らかにされていません。 今回のNROL-87ミッションはファルコン9による3回目のNRO打ち上げミッションであ

    米国家偵察局がファルコン9で機密衛星を打ち上げ、スペースXによる打ち上げは週3回ペース!
  • スペースXがスターリンク衛星49機を新たに打ち上げ 1週間で3回目の打ち上げ!

    スペースXは現地時間2月3日、インターネット通信衛星「Starlink(スターリンク)」49機の打ち上げに成功しました。同社は1月30日以降すでに2回の打ち上げに成功しており、今回は1週間で3回目に実施された打ち上げとなります。 【▲ケネディー宇宙センター39A発射台から打ち上げられたファルコン9ロケット(Credit: SpaceX webcast)】スターリンク衛星を搭載したスペースXの「ファルコン9」ロケットは、アメリカ東部標準時2022年2月3日13時13分に、フロリダ州のケネディー宇宙センター39A発射台から打ち上げられました。ロケットは順調に飛行を続け、打ち上げから90分後、同社は公式ツイッターにて衛星が正常に分離したことを発表しています。軌道上物体に詳しい天体物理学者のJonathan McDowell氏によると、これまでに合計2091機のスターリンク衛星が打ち上げられている

    スペースXがスターリンク衛星49機を新たに打ち上げ 1週間で3回目の打ち上げ!
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2022/02/08
    一週間に三回はハイペースにもほどがある。スペースシャトルが目指して失敗したのが毎週打ち上げだったが、完全に先に進んでしまった
  • JAXA、観測ロケットSS-520-3号機の打ち上げに成功 カスプ領域へ向けてロケットを発射

    JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、11月4日(木)に観測ロケットSS-520-3号機の打ち上げに成功したと発表しました。 SS-520-3号機は、ノルウェーにあるアンドーヤスペースセンタースバルバードロケット実験場から打ち上げられ、950秒後に同実験場南南西海上へ落下したということです。この実験は高緯度領域に存在するカスプ領域と呼ばれる場所にロケットを打ち上げて、同領域におけるプラズマ流出現象の解明を目的としており、日、ノルウェー、アメリカの3カ国共同で実施されました。今後は観測結果などを分析し、論文などにまとめて公開するとのことです。

    JAXA、観測ロケットSS-520-3号機の打ち上げに成功 カスプ領域へ向けてロケットを発射
  • 日本科学未来館、小惑星リュウグウの“かけら”を一般公開へ

    【▲「はやぶさ2」が採取したリュウグウのサンプル。展示されるのは約1〜2ミリサイズ(Credit: JAXA)】 日科学未来館は、2021年12月4日(土)から12月13日(月)まで、特別企画『帰還一周年 「はやぶさ2」カプセル&リュウグウの“かけら” 大公開』を開催することを発表しました。 このイベントでは、2020年12月に帰還した小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセルと、持ち帰った小惑星リュウグウのサンプル(試料)の一部を、初めて同時一般公開されます。展示されるサンプルのサイズは、約1~2ミリとのことです。

    日本科学未来館、小惑星リュウグウの“かけら”を一般公開へ
  • JAXA、イプシロンロケット5号機の打ち上げに成功!全ての衛星の分離に成功

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、11月9日9時55分16秒に鹿児島県にある内之浦宇宙空間観測所からイプシロンロケット5号機の打ち上げに成功しました。 イプシロンロケット5号機には、革新的衛星技術実証2号機を搭載。実証2号機は小型実証衛星2号機(RAISE-2)と4基の超小型衛星、4基のキューブサットで構成されています。打ち上げ後、ロケットは順調に飛行し、打ち上げから52分35秒後に小型実証衛星2号機(RAISE-2)を、約1時間6分29秒後から約1時間11分37秒後にかけて全ての分離に成功したということです。 イプシロンロケット5号機は当初、10月1日の打ち上げを目指していました。しかし、天候不良や地上で使用される可搬型レーダーの関係により延期が重なっていました。10月下旬にはH-IIAロケット44号機の打ち上げも重なり、打ち上げで使用される共通の設備の調整により、イプシロンの打ち上げ

    JAXA、イプシロンロケット5号機の打ち上げに成功!全ての衛星の分離に成功
  • JAXA星出宇宙飛行士ら4名が搭乗の「クルードラゴン」地球へ無事帰還

    【▲ 回収船「GO Navigator」の船上で笑顔を見せるJAXAの星出彰彦宇宙飛行士(Credit: NASA/Aubrey Gemignani)】 日時間2021年11月9日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の星出彰彦宇宙飛行士ら「クルー2」ミッションの4名を乗せたスペースXの有人宇宙船「クルードラゴン」運用2号機がメキシコ湾に着水しました。4月23日にケネディ宇宙センターを出発して国際宇宙ステーション(ISS)に渡った4名の宇宙飛行士は、約200日に渡るミッションを終えて無事帰還を果たしました。 クルー2ミッションにはアメリカ航空宇宙局(NASA)のシェーン・キンブロー(Shane Kimbrough)宇宙飛行士とメーガン・マッカーサー(Megan McArthur)宇宙飛行士、欧州宇宙機関(ESA)のトマ・ペスケ(Thomas Pesquet)宇宙飛行士、それに星出飛行士が参加

    JAXA星出宇宙飛行士ら4名が搭乗の「クルードラゴン」地球へ無事帰還
  • 三菱重工業、H-IIAロケット45号機を12月21日深夜に打ち上げ予定 インマルサット社の通信衛星搭載

    衛星通信サービスの英国インマルサット社は、同社の第6世代通信衛星「Inmarsat-6」シリーズ初号機衛星を三菱重工業のH-IIAロケット45号機で打ち上げると発表しました。 打ち上げは日時間12月21日(火)23時33分52秒から翌日1時33分26秒の間に、鹿児島県にある種子島宇宙センター大型ロケット発射場で行われる予定です。なお打ち上げ日時は当日の天候や機体状況により変更になる可能性があります。 今回打ち上げられるインマルサット社の通信衛星Inmarsat-6は、Lバンド通信とKaバンド通信を同時に行う世界初の通信衛星シリーズです。これにより世界中の衛星通信サービスの利便性を向上させると同時に、インマルサット社が独自に構築をするネットワーク通信網構想「ORCHESTRA(オーケストラ)」実現に向けて、大きな役割を果たします。さらにインマルサット社のCEOであるうラジーヴ・スリ氏によれ

    三菱重工業、H-IIAロケット45号機を12月21日深夜に打ち上げ予定 インマルサット社の通信衛星搭載
  • 最新の「重力波イベント」カタログ公開、初検出から6年で90個に到達

    【▲中性子星-ブラックホール連星の合体のイメージ(Credit: Carl Knox, OzGrav-Swinburne University)】 日米欧の重力波望遠鏡によるLIGO-Virgo-KAGRAコラボレーションは11月7日、2019年4月~2020年3月に行われた第3期観測期間「O3(Observation Run 3)」で検出されたものを含む最新の重力波カタログ「GWTC-3(Gravitational-Wave Transient Catalog 3、突発的重力波カタログ第3版)」を公開しました。 2015年9月にアメリカの重力波望遠鏡「LIGO」(ライゴ、ワシントン州とルイジアナ州の2か所に建設)が史上初めて重力波イベントを検出して以来、LIGOと欧州の重力波望遠鏡「Virgo」(ヴァーゴ、イタリアに建設)は機器のアップグレードを重ねながら重力波の検出を続けてきました。

    最新の「重力波イベント」カタログ公開、初検出から6年で90個に到達
  • NASAとスペースX、クルードラゴン運用3号機の打ち上げに成功 宇宙船はEndurance(忍耐)と命名

    NASA(アメリカ航空宇宙局)は、日時間11月11日午前11時3分、4人の宇宙飛行士をのせたスペースXの宇宙船「クルードラゴン」運用3号機の打ち上げに成功しました。 打ち上げは、フロリダ州にあるケネディー宇宙センター39A発射台から行われました。このミッションの名前は「Crew-3」(クルー3)と呼ばれています。発射から12分後、クルードラゴン宇宙船は軌道投入に成功し、ISS(国際宇宙ステーション)を目指しました。そして日時間11月12日午前8時32分に、ISSへ到着。宇宙船は自動で、ISSのハーモニーモジュールへのドッキングに成功し、第66次長期滞在クルーが笑顔で4人を迎えました。 4人の飛行士が乗ったクルードラゴンは、今回が初めての飛行です。新造船には初めて搭乗するクルーが名前をつけるという伝統に基づいて、「Endurance(エンデュランス:忍耐、持久力)」と名付けられました。エ

    NASAとスペースX、クルードラゴン運用3号機の打ち上げに成功 宇宙船はEndurance(忍耐)と命名
  • ANAHDとヴァージン・オービットが基本合意書を提携 空中発射実現へ向けて協議を進める

    ANAホールディングスと民間宇宙企業ヴァージン・オービットは、10月20日に、日国内で航空機を利用した人工衛星打ち上げ事業の展開に向けた基合意書を提携しました。 両企業は2019年6月6日に、提携を結んでいます。今回結ばれた基合意書ではそのパートナーシップをさらに強化し、打ち上げ実現に向けた具体的な協議を行うということです。 ヴァージン・オービットは、母機として改修したボーイング747-400型機を使用し、空中高度10kmで小型ロケットの切り離しを行い、空中発射する方法を行なっています。ロケットの空中発射は、天候による発射の調整が少なく、柔軟な打ち上げに対応できます。また垂直方式で打ち上げるロケットに比べて搭載燃料が少なくなることから、経済的な負担が少なくなるなどのメリットがあります。同社は日でもこの発射方法を採用し、ロケットの打ち上げを行う計画です。母機の離発着は同社がパートナー

    ANAHDとヴァージン・オービットが基本合意書を提携 空中発射実現へ向けて協議を進める
  • NASA火星ヘリコプター14回目の飛行実施、ローターの回転速度を高めた飛行に成功

    【▲ 14回目の飛行でIngenuityが撮影した火星表面の様子(モノクロ)。Ingenuityの影が写っている(Credit: NASA/JPL-Caltech)】アメリカ航空宇宙局のジェット推進研究所(NASA/JPL)は現地時間10月26日、火星ヘリコプター「Ingenuity(インジェニュイティ)」による14回目の飛行が実施されたことを明らかにしました。 NASAの火星探査ミッションは今月前半に火星の「合(ごう)」にあわせてコマンド(指令データ)の送信が一時停止されており、今回の飛行は合にともなうコマンド送信の休止期間が明けてから初の飛行となります(火星の合にともなうコマンドの送信中断について、詳しくは以下の関連記事をご覧下さい)。 関連:NASAが火星探査機・探査車へのコマンド送信を2週間停止する予定、火星の「合」に備える IngenuityはNASAの火星探査車「Perseve

    NASA火星ヘリコプター14回目の飛行実施、ローターの回転速度を高めた飛行に成功
  • ロケットラボ、アメリカ宇宙軍の衛星打ち上げに成功 ミッション名には"Chile"(唐辛子)の名前も

    民間宇宙企業ロケット・ラボは日時間7月29日15:00頃、アメリカ宇宙軍の試験開発衛星を搭載した「エレクトロン」ロケットを打ち上げました。発射は、同社がニュージーランド・マヒア半島に持つ打ち上げ施設から実施されました。打ち上げから52分後に衛星を分離し、ミッションは成功しました。同社がロケットを打ち上げるのは、今年4回目となり、またエレクトロンロケットは通算21回目の発射です。 【▲ ニュージーランド・マヒア半島にある発射台から打ち上げられた「エレクトロン」ロケット(Credit: Rocket Lab Broadcast)】搭載されたのは「Monolith」と呼ばれている試験開発衛星です。アメリカ宇宙軍のSpace Test Programのための衛星で、「展開可能なセンサーの使用を実証」します。また、「センサーの重量は宇宙機の重量の多くを占めており、宇宙機の動的特性を変更することで姿

    ロケットラボ、アメリカ宇宙軍の衛星打ち上げに成功 ミッション名には"Chile"(唐辛子)の名前も
  • ヴァージン・ギャラクティック、宇宙旅行チケット2枚を無料抽選へ

    【▲ ヴァージン・ギャラクティック創業者のリチャード・ブランソン氏(Credit: Virgin Galactic YouTube)】7月11日に宇宙旅行を成功させた米ヴァージン・ギャラクティックですが、同社はチャリティー募金プラットフォームのOmazeと提携し、宇宙旅行のチケットを2枚無料で抽選により提供すると発表しました。 ヴァージン・ギャラクティックの宇宙旅行では、空中で母船「ホワイトナイト2」から切り離される宇宙船「スペースシップ・ツー」で高度100km以上を目指します。そして乗客は数分間の微重力を体験したり、あるいは丸い水平線や漆黒の宇宙、輝く太陽を眺めたりすることができるのです。 そして今回の提携では、2022年初頭に打ち上げられる宇宙旅行が対象となります。コンテストの参加費用は必要ありませんが、18歳以上であること、参加にあたり各国の規制をクリアしていること、新型コロナウイル

    ヴァージン・ギャラクティック、宇宙旅行チケット2枚を無料抽選へ
  • 建設中の世界最大級電波望遠鏡が直面する問題! 原因は衛星コンステレーション

    【▲ オーストラリアと南アフリカに電波干渉計群を建設する「SKA計画」(Credit: SKA Observatory)】6月28日から7月2日にかけて開催された欧州天文学会年次大会で、世界最大級の電波望遠鏡「スクエア・キロメートル・アレイ」(SKA: Square Kilometer Array)が建設フェーズへと移行することが発表されました。銀河の進化、ダークエネルギー(暗黒エネルギー)、宇宙最初の星やブラックホールの誕生といった謎の解明を目的に建設されるSKAですが、2つの問題に直面しているようです。 SKAは1つのアンテナで構成される「単一鏡」の電波望遠鏡ではなく、複数のアンテナで受信した電波を干渉させることで高い空間分解能を実現する「電波干渉計」に属するもので、その名が示すように1平方kmもの集光面積をもつ電波望遠鏡です。 アンテナの建設予定地は2カ所に分かれていて、オーストラリ

    建設中の世界最大級電波望遠鏡が直面する問題! 原因は衛星コンステレーション
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2021/07/13
    たとえば、衛星コンステレーションの一定機数ごとに一機観測衛星の打ち上げを義務づけるのはどうか(単なる思いつきで何も検証していないが)
  • 「スペースシャトル」初打ち上げから40年。ハッブルの打ち上げやISSの建設にも貢献

    【▲ 1981年4月、スペースシャトル「コロンビア」によるSTS-1ミッションの打ち上げ(Credit: NASA)】ソビエト連邦(当時)の空軍パイロットだったユーリ・ガガーリンが搭乗した「ボストーク1号」による人類初の有人宇宙飛行が行われてから、日時間2021年4月12日で60年目を迎えました。実はこの4月12日は、アメリカの宇宙開発においても忘れられない記念日となっています。 ■述べ852人を乗せたスペースシャトル計画最初の打ち上げ今から40年前の日時間1981年4月12日21時、フロリダのケネディ宇宙センター第39A発射台からアメリカ航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル「コロンビア」が打ち上げられました。これは2011年までの30年間に渡って運用されることになるスペースシャトル初のミッション「STS-1」の打ち上げであり、1975年7月の「アポロ・ソユーズテスト計画」以来6年

    「スペースシャトル」初打ち上げから40年。ハッブルの打ち上げやISSの建設にも貢献
  • 古代の火星では乾燥と湿潤を繰り返す気候変動が起きていた?

    【▲ 2018年6月、アイオリス山(シャープ山)の麓でセルフィーを撮影した火星探査車「キュリオシティ」(Credit: NASA/JPL-Caltech/MSSS)】大気が薄く、寒く乾いた大地が広がる火星も、かつては気候が温暖だった時期があり、地表には海が広がっていたと考えられています。当時の火星では生命が誕生していた可能性もあり、2021年2月に着陸したアメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査車「Perseverance(パーセベランス、パーサヴィアランス)」は生命の痕跡を探すことを主な目的としています。 フランス国立科学研究センター(CNRS)のWilliam Rapin氏らの研究グループは、温暖だった火星が約30億年前までに今のような乾燥した環境へと移り変わる過程において、乾燥した時期と湿潤な時期が交互に繰り返されていた可能性を示す研究成果を発表しました。 ■分析結果は乾燥した時期の

    古代の火星では乾燥と湿潤を繰り返す気候変動が起きていた?
  • NASA「アルテミス計画」最初のミッションでテストされるオリオン宇宙船の再突入方法

    【▲ 大気圏に再突入した新型宇宙船「オリオン」を描いた想像図(Credit: NASA)】こちらはアメリカ航空宇宙局(NASA)の新型有人宇宙船「オリオン」が地球の大気圏へ再突入する様子を描いた想像図です。 現在NASAは有人月面探査計画「アルテミス」の準備を進めています。宇宙飛行士が地球と月周辺を往復するために搭乗するオリオン宇宙船や、オリオン宇宙船などの打ち上げに使われる新型ロケット「SLS(スペースローンチシステム)」の開発も大詰めを迎えており、NASAは今年後半にオリオン宇宙船とSLSの無人テスト飛行「アルテミス1」ミッションの実施を目指しています。 関連:NASA新型ロケット「SLS」エンジン燃焼試験に成功、初飛行に向け一歩前進 アルテミス1では、SLSを使って打ち上げられた無人のオリオン宇宙船が月周辺まで飛行した後に地球へ帰還します。26~42日が予定されているこのミッションは

    NASA「アルテミス計画」最初のミッションでテストされるオリオン宇宙船の再突入方法