例えば、航空機向けなどで多く使われている炭素繊維と樹脂の複合材のリサイクルを可能にする、樹脂を熱分解して炭素繊維を高純度で回収する技術を今回の太陽光パネルにも応用している。 技術を応用するだけでなく、炭素繊維のリサイクルで熱分解処理に使っている設備を太陽光パネルにも活用することで研究開発や事業の効率を高めてきた。 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助事業なども活用して熱分解によるリサイクル技術の事業化のめどをつけ、2022年春には今回の処理施設を稼働しようと計画していた。 しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で稼働が遅れている。処理装置の納入が遅れているためで、装置に必要な半導体不足の影響としている。 現在は納入のめどがつき、2022年内に処理装置の設置と試運転が終わり、その後、行政による検査と認可を待って2023年4月に稼働できる予定としている。 太陽光パネルのリサイク
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