挑発的な言動を続ける北朝鮮が、中距離とみられる弾道ミサイルを北朝鮮東部に向けて移動していることが分かり、韓国政府は、北朝鮮が新たな発射に踏み切る可能性も排除できないとして、動向を注視しています。 これは、最近になって北朝鮮が弾道ミサイルとみられる機体を列車でミサイル基地のある北朝鮮東部に移動していることがアメリカの情報で明らかになったものです。 このミサイルについて、韓国のキム・グァンジン国防相は、4日午後、国会の委員会で、「長距離ではないが、相当な射程のミサイルだ。発射するとすれば、性能を試すためか、訓練の一環かもしれない」と述べ、発射の準備とも取れる北朝鮮の動きを、韓国政府としても把握していることを公式に認めました。 キム国防相の発言は、北朝鮮のミサイルについて、去年初めて公開した新型の長距離弾道ミサイルではなく、3年前の軍事パレードで公開した射程が3000キロから最大5000キロで、