30日午前6時20分ごろ、大阪市阿倍野区松崎町2の「宝船製麺所」で、人が製麺機のミキサーに巻き込まれて死んでいるのを、同所を経営する真田進さん(61)の長女(35)が発見し、母を通じて119番した。大阪府警阿倍野署によると、遺体は衣服から真田さんとみられ、麺の生地を作るミキサー内に誤って転落したとみられる。 阿倍野署によると、ミキサーはドラム缶状で下部にプロペラが付いており、発見時は止まっていた。真田さんは毎朝、ミキサーを清掃するのが日課で、この日も午前5時ごろに工場に入ったという。姿が見えないことから、製麺所で働く妻と長女が捜していた。【池田知広】