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Philosophyに関するYamakatsuのブックマーク (2)

  • 近代批判の鍵 - 柄谷行人

    坂部恵氏は、一九七六年一月に『仮面の解釈学』、同六月に『理性の不安―カント哲学の生成と構造』を出版している。刊行は前者のほうが少し早いが、所収論文は後者のほうが早く書かれている。つまり、この二冊は、ほとんど同時に書かれ、同時に出版されたといってよい。しかも、たまたまそうなったのではない。それは、意志的になされてきたことの必然的な結果なのである。 この二冊は連関しつつも、ある意味で異質な著作である。『理性の不安』はカント、つまり、西洋哲学の可能性をめぐるである。それに対して、『仮面の解釈学』は、日と日語で哲学することが可能か、可能だとしたらいかにしてかを問うようなである。日で哲学を志す者なら、西洋哲学を目指すだろう。しかし、自分が日と日語という現実の中にあるということを無視することはできない。ゆえに、誰でも早晩その問題に直面する。その場合、幾つかのタイプがある。大きく分ければ、

  • 言語論的転回 - Wikipedia

    言語論的転回(げんごろんてきてんかい、英: Linguistic turn)とは、「ある人の使用する言語表現がその人の思想を写像(mapping)したものである」という仮定の下、思想の具体的分析の方法として言語の分析を採用するという方法論的転換を言う。 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが1922年に出版した論理哲学論考(独: Logisch-Philosophische Abhandlung)が決定的契機となり重要視されることとなった[1]。 言語が現実を構成するという考え方は、言語を事物のラベルのように見なす西洋哲学の伝統や常識の主流に反していた。たとえば、ここで言う伝統的な考え方では、まず最初に、実際のいすのようなものがあると思われ、それに続いて「いす」という言葉が参照するいすという意味があると考える。しかし、「いす」と「いす」以外の言葉(「つくえ」でも何でもいい)との差異を知らなけ

    Yamakatsu
    Yamakatsu 2011/02/21
    史的言語論 構造言語論
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