浦上 早苗 [経済ジャーナリスト/法政大学IM研究科兼任教員] Mar. 16, 2018, 10:45 AM レビュー 41,314 機械学習を用いたデータ分析ツールを提供するグルーヴノーツ(福岡市)は、動画・音声ファイルをアップロードすると、自動で音声情報をテキスト化するベータ(試作)版をリリースした。総務省がテレビ番組の字幕放送を推進していることに加え、議事録やインタビュー音声のテープ起こしニーズに対応するため開発した。今後、改良を経て正式版を公開する。 インタビューや議事録のテープ起こしは、今も労力がかかる手作業が主流。最首英裕社長は、「取締役会の内容は、社員にも知らせられないことがあり、取締役が自分でテープ起こしをするケースも聞いている。こういう仕事は、取締役に限らず人間がやる必要のないものにしたい」と話す。 グルーヴノーツは従来から提供している機械学習クラウドサービス「MAGE