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ブックマーク / yaneurao.hatenadiary.com (16)

  • 美しいループ記法求む! - やねうらおブログ(移転しました)

    いま私は速度的に特化したプログラムを書かなくてはいけない。1%でも速いほうが望ましい。必然的に言語はC/C++となる。しかし、いまさらC/C++なんか使いたくない。もう少し洗練された記法が使える言語が好ましい。 なければ作ればいいやと思い、丸一日かけてC++のparserをC#で書いた。 C++風言語の字句解析と構文解析は出来るようになった。(C++ templateは除く。) あとは、いかようにも文法を拡張できる。この言語を仮にいまYaneCと名付ける。YaneCはコンパイルするとC++のコードを生成する。 それでいま悩んでいるのがループ記法だ。C#のようなforeachが欲しい。最初、次のように書けるようにした。 foreach var x in vect sum += x;ふむ、C#っぽくていい感じだ。C/C++のdefineマクロでforeachみたいなのを作ると次のようなものにな

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  • 近代的タスクシステムの構築(2) - やねうらおブログ(移転しました)

    近代的タスクシステムの構築 http://d.hatena.ne.jp/yaneurao/20090203 を書いたのだけど、なんだか周囲の反応が、私が想定していた反応と全然違うような気がする。 現代的なゲームにおいて、タスクシステムがいるのか/いらないのか、もしいるとしたらどうしているのか、もしいらないとしたらどうしていらないのかという点は、みんなわかってるものだと思っていたので大部分を省略したのだが、案外この部分がみんなわかってないのかも知れない。 ■ タスクシステムから学ぶべきこと 例えば、この人のソースを見てみよう。 タスクシステムの話。(2) (9-Laboratory) http://qo.sakuratan.com/2009/02/03/090203/ /*自機*/ class Mine { /*現在位置を返す*/ const Vec3& GetPosition(); };

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  • Native Clientの仕組みはどうなっているのか? - やねうらお−よっちゃんイカはしばらく買わずにiPhoneだけに注力する男

    Googleが、Webブラウザ上でネイティブバイナリコードを実行する「Native Client」を公開した。 Native Client http://code.google.com/p/nativeclient/ Google Earth,Quakeなどがすでに動いているようだ。 これはすごい!ブラウザ上でX86バイナリを動かす「Native Client」 http://www.moongift.jp/2008/12/native_client/ サンドボックスで安全性確保、オーバーヘッド5% ブラウザでx86バイナリ実行、グーグルが新技術 http://www.atmarkit.co.jp/news/200812/09/nacl.html あと、サンプルのlife.ccにSDL_surfaceと書いてあるのでSDLの描画まわりが既に動いているのだろうから、今後、たくさんのアプリがN

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  • やねうらお−よっちゃんイカを買いに行ったついでに保険料を支払う男 - 大人のためのピアノ入門(11)

    前回の続き。最終回。 ■ ピアノは何が難しくて何が難しくないのか この連載では、特定の曲を練習することを避け、リズム訓練、スケールの訓練、アルペジオの訓練や読譜速度の向上を行なうことで、初見能力を養うことに主眼を置いた。 この考え方は、受験勉強にも似ている。入試の過去問を分析するのは悪くはない勉強法だが、基礎となる事項を系統的に学ぶことを怠ってはならない。基礎となる事項を系統的に学び、結果的に問題が解けるようになっていた、という状態を目指すことが好ましい。ピアノにもそれが言えると思う。 私はしばしばピアノと音ゲーとを比較してしまう。ピアノと音ゲーとはどう違うのか?仮に音ゲーの達人がいたとして、彼にはピアノを弾くための何が足りないだろう? まず、ピアノはテンポを自分でキープしなければならない。そのため、リズム練習が必要になる。 次に異なる点は、音ゲーではそれほどキーが多くないのに対して、ピア

    やねうらお−よっちゃんイカを買いに行ったついでに保険料を支払う男 - 大人のためのピアノ入門(11)
    YasuyukiMiura
    YasuyukiMiura 2007/10/06
    最終回
  • 大人のためのピアノ入門(10) - やねうらおブログ(移転しました)

    前回の続き ■ スケールとアルペジオ 初見弾きで何を弾きたいのかにもよるが、ポップス中心に考えているならば、スケールとアルペジオの練習は外せない。 「ピアノテクニック12か月~脱力のタッチのために~」は、「コルトーのピアノメトード」に取り組む前段階の脱力訓練のためのテキストとしてよく使用される。 ポップスで要求されるようなコードの理解のためにも、ジャズの練習をやるのも悪くないと思うので、教則をいくつか挙げておく。 中島 久恵さんの「ジャズの練習」は解説も丁寧なので2冊セットでお勧め。 レオ・アルファッシーの「ジャズ・ハノン」と「ブルース・ハノン」はアメリカでも人気の高い教材。 「オスカー・ピーターソンのジャズ・ハノン」は現役ジャズピアニストとして活躍している氏の教則

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  • 大人のためのピアノ入門(9) - やねうらおブログ(移転しました)

    前回の続き ■ どれくらい複雑なリズムが要求されるのか? 実際的に3つ以上の複合リズムが必要になる場合はほとんどない。つまり、ビートを2と3と5で同時に分周するようなリズムパターンが必要になることはほとんどありえない。 せいぜい2と3か、8と6などである。そのため、それ以上難しいリズム訓練はあまり重要ではない。 ■ 打鍵の強弱について その代りピアノでは、小節やフレージングによる強弱や、スラー、スタッカート、マルテラート、アクセントなどのアーティキュレーションを要求される。これがとても難しい。 それどころか、人間の5の指はそれぞれ非対称だから、それぞれの指で均一な強さで押すだけでもひと苦労である。 電子ピアノだとあまりわからないが、アコースティックピアノでは、押し下げたキーから指を離す速度によってずいぶん違った音色になる。キーが完全に戻りきるまでは、そのキーに対する弦は、(弦の振動を保つ

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  • 大人のためのピアノ入門(8) - やねうらおブログ(移転しました)

    前回の続き。 ■ ビートを分周する訓練のコツ 最初は、ビートを2で分周する。2ができたら、2を2でさらに分周する。つまり4ができるようになる。4ができたら、2の2の2 = 8や、2の2の2の2 = 16などもやる。 次にビートを3で分周する。3ができると3を2で分周して6で分周することができるようになる。3の3で9とか、3の4で12とかもやる。 2,3に続き、5,7,11,13,17,…は素数なので5,7,11,13,17,…はこれはこれで訓練しなければ出来るようにならない。 しかし、現実的に5,7,11,13,17のような連符が出てくる曲に出くわすのは稀であり、これらの訓練は必要に迫られない限りやらなくていいと思う。 逆に言えばほとんどの曲は2,3で分周されたリズムユニットを用いているので、この二つだけ徹底的に行なっておけば良いだろう。 ■ 複合リズム この訓練が終わったら、右手と左手と

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  • 大人のためのピアノ入門(7) - やねうらおブログ(移転しました)

    前回の続き。 ■ リズム訓練 -- 具体的な訓練方法(2) 次に、この与えられたビートを即座に正確に3等分したり、正確に4等分したりする能力を養う。与えられたビートに対して自分の膝を手で叩いて正しく等分できているか確認する。このとき、ビート自体は、メトロノームで発生させても良い。 次に、右手はビートに対して正確に3等分しながら同時に左手はビートを正確に4等分するような訓練が必要である。このとき正確に等分しようと思うと3と4の最小公倍数である12でビートを分周していなければならない。ところがビートが速い場合、12で分周すると自分のなかでカウントしきれないのでどうしても不正確になる。 だから、ゆっくりとしたテンポで12で分周しながら正確に等間隔に刻む訓練を真っ先にやるべきである。それに慣れてきたらあとは早めていけばいい。 音楽訓練全般に言えることだが、最初は遅いテンポで構わないので正確なタイミ

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  • 大人のためのピアノ入門(6) - やねうらおブログ(移転しました)

    前回の続き。 ■ リズム訓練 -- 具体的な訓練方法(1) 音がひとつだけあるとする。たったひとつの音だけではリズムにはならない。 ところが、そこから一定時間経過後にもう一つの音が鳴ったとする。そうするとひとつ前の音からの時間的な経過を人間は知覚することが出来る。 このようなパルスが等間隔の時間的経過で発生した場合、そこにビート(拍)が生じる。 リズム訓練でまず必要なのは、正確にビートを保つ訓練である。メトロノーム(か、メトロノームのソフト)などで一定間隔のビートを発生させて、それを正確に保つ訓練をする。ある程度早いビートは訓練なしでも正確に保てるのだが遅いビートは訓練なしではほとんどの人は保つことができない。 少し余談になるが、最近アーケード筐体でもリリースされたリズム天国は、このような訓練教材として非常に興味深い。 このゲームは実は、つんく♂(シャ乱Q)が自ら企画書を提出して実現したも

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  • 大人のためのピアノ入門(5) - やねうらおブログ(移転しました)

    昨日の続き。 ■ 曲のアレンジ 曲を聞いてすぐにアレンジして演奏するためには耳コピの能力や作曲の知識が必要だが、それはそれで説明するだけでも長文になるので今回の連載では割愛する。 ■ 先読みする技術 いま演奏しているパートより少し先を読まなければならない。これは初見弾きに必要不可欠な能力である。通常、先読みしている量が最初は2,3小節あるのだが、複雑なパッセージがあるとそこで先読みしている部分が1小節になり、0小節になり、ついには追いつかれてしまう。この現象は、音ゲーに似ている。 「先読みする」というといかにも特殊な能力のように思われるかも知れないが、我々はを朗読するときに声を出している箇所よりは何文字も先を読んで行っているだろう。パソコンでキータイプするときも、現在タイプしている文字よりは少し先の文章を頭に思い浮かべているだろう。要するにそれだけのことであって、程度の差こそあれ誰でも出

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  • 大人のためのピアノ入門(4)

    昨日の続き。 ■ 運指について 楽譜の運指(タッチする指番号が書かれた数字)は演奏中にはなるべく見ないようにすべきである。なぜなら、すべての楽譜に運指がついているわけではないからである。 来は、いま演奏中の小節より数小節先を先読みして、先にある音符に合わせて自分で最適な指使いを瞬時にひらめく訓練をすべきで、運指を見たのでは先読みする訓練にならないし、カンニングしているようなものである。 もちろん、指使いがわからなかったときや演奏前や演奏後に参考のために運指を確認することは大切である。 ■ 初見弾きのためのトレーニング教材 「初見練習301」はやさしめのテキストだが、これを一通り初見で弾けるまで反復してやって、そのあとピシュナと並行して全調で弾く練習などをすると良いと思う。 ジャズやポップスを弾くつもりでいるなら初見弾き用のトレーニングとして、「あきない!ハノン」がお勧め。ゆっくりしたテン

    大人のためのピアノ入門(4)
  • 大人のためのピアノ入門(3)

    昨日の続き。 ■ リズム訓練 正確なリズムをとるには、リズムの訓練だけを集中してやるほうが上達が早い。初見弾きには欠かせない訓練で、これを最初にやるのを怠るとその後の上達が遅くなる。最近出た「CJ119 リズムに強くなるための全ノウハウ(増補改訂版)」がわかりやすくてお勧め。 もうちょっと突っ込んだ内容まで知りたい人は「リズムの法則―音楽三要素の核を徹底分析」が良いだろう。数学者兼ドラマーの著者が独自の理論を展開している。絶版になっているが古でなら入手可能なので早めに入手すべし。 ■ 独学の危うさ 椅子の高さが合ってないだとか、脱力が出来ていないだとか、独学だと気付かないことも多く、変な癖がつきやすい。早い段階で誰かに指摘してもらうべきなのだが、独学ともなるとそうもいかない。 ひと月に一回でもレッスンに通うほうが良いように思うが、どうしても独学で、という人は、左の2冊ぐらいは読んでおきた

    大人のためのピアノ入門(3)
  • 大人のためのピアノ入門(2)

    昨日の続き。 ■ 練習の方針 最初に仮定したように我々は特定の曲が弾けるようになりたいわけではない。初見弾きの能力をただひたすら高めたいのである。そのため偏ったテクニックのみを訓練するようなことは避けるべきである。また特定の曲に固執するのも良くないだろう。 幅広く通用する技術を習得する訓練を繰り返し、初見弾きの能力を高めていくことで結果的にバイエルとブルグミュラーが弾けていた、という状態に持っていくのが望ましい。また、そのときに弾けない曲が何曲か混じっていても構わない。 そのため自分が苦手な難しいパッセージを繰り返し練習するようなことは(その曲は弾けるようになるだろうが)無意味なことであり、避けるべきである。バイエルやブルグミュラーが完璧に弾けることが目標ではないからである。 ■ 演奏解釈 来は曲というのは、最初に演奏解釈があって、それに従って演奏されるべきだが、しばらくは演奏解釈なんて

    大人のためのピアノ入門(2)
  • 大人のためのピアノ入門

    最近、ピアノを始めてみようという人が増えている。ニコニコ動画に刺激されて、流行歌などを聴いて即座にアレンジして即興で弾いたり、譜面を起こしたり出来るようになりたいと思う人もいるだろう。 ピアノは子供のころからやっておかなければ習得するのが難しいと思われているが、プロのピアニストになるつもりでなければ大人になってから始めても全然遅くはないと思う。 ここでは、大人が最短かつ最速でピアノが上達する方法を考えていく。 一概にピアノが弾けると言っても、レパートリーが数曲しかないのでは恥ずかしい。どうせなら、譜面を見てすぐに弾けるようになりたい。よって、初見弾きの能力を極限まで高めることを一つの目標とする。 子供は社会人に比べるとずいぶん時間に余裕があり、記憶力・学習能力ともに大人とは比べ物にならない。大人がいまからピアノを習い始め20年継続したところで、ピアノ歴半年の幼稚園児にも勝てないかも知れない

    大人のためのピアノ入門
  • GPGPUとCUDA : やねうらお-よっちゃんイカは買ってもレニエのお菓子は買わない男

    以前からGPGPU(GPUで汎用プログラミングを行なう)には、いくつかの方法が提案されているのだけど、そのなかでも最近出てきたCUDAはC/C++言語でGPUプログラミングを行なうというものである。CUDAで開発すればターゲットがGPUであることをほとんど意識しなくて済む。 CUDAのSDKはまだ64bit OS用のものやVista用がリリースされていないなど不満もあるが、そのへんは待っていればなんとかなるだろうし、先日GeForce8800GTSの廉価版が発売になったので、これを買うだけでパソコン何十台分にも相当する並列演算機を入手できるというのは何とも魅力である。*1 ・ニューラルネットワークの学習 ・リアルタイムレンダラ ・FFTなどの信号処理 ・N-queen問題の全解出力 など並列性のあるプログラムに適している。(と思う) 「CUDA」技術の全貌 - GeForce 8800を汎

    GPGPUとCUDA : やねうらお-よっちゃんイカは買ってもレニエのお菓子は買わない男
    YasuyukiMiura
    YasuyukiMiura 2007/02/26
    GPUで汎用プログラミング
  • 影響を受けた音楽理論の教科書 - やねうらおブログ(移転しました)

    人力検索はてなで、あなたが作曲するうえで参考になった音楽の理論書を教えてください。(どこが良かったのかも教えてください) ただし洋書で邦訳が出版されてないに限ります。またすでに公開されている他の人の回答で挙げられている・シリーズを挙げるのは不可とします。 あと。もしあなたが音楽関係のサイトを運営されているなら、よければあなたのサイトも教えてください。 という質問をしてみたが、完全に空振り模様だ。2日経って誰も回答しやしねぇ…。まだ回答受付中なのでよかったら誰か教えて欲しい。(以下、音楽理論に興味のある人だけ読んでください) 「ただし洋書で邦訳が出版されてないに限ります」という条件がきつすぎたのかも知れない。 ジョージラッセルのLCC(Lydian Chromatic Concept)もATNから訳が出てるし、メシアンとかヨーゼフ・ルーファーとかシュトックハウゼンとかも訳が出てるし

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