トップ > 経済 > 速報ニュース一覧 > 記事 【経済】 日本、カザフと鉱山開発で合意へ 2012年4月29日 11時23分 レアアースをかたまりにした磁石の原料(共同) 日本、カザフスタン両政府がレアアース(希土類)鉱山を新規開発することで合意する見通しとなった。政府関係者が29日明らかにした。電気自動車用モーターなどに不可欠な「ジスプロシウム」で、国内で必要とされる量の1割強が確保できるようになるという。レアアースは現在、約9割を中国に依存しており、戦略的に輸出規制に動いている中国への依存度を下げ、安定供給を確保する狙いがある。 経済産業省によると、ジスプロシウムの国内使用量は年間500~600トン程度。従来の計画ではカザフからの供給量は20~30トンの予定だったが、新たな鉱山開発が実現すれば約60トンになるという。 (共同) この記事を印刷する PR情報 Ads by Yahoo