【ニューヨーク=座波幸代本紙特派員】米国在住の県人らでつくる市民グループ「オキナワ・ピース・アピール」は24日、名護市辺野古の新基地建設に反対する抗議活動などで逮捕、起訴された山城博治沖縄平和運動センター議長らの無実を訴え、新基地建設に反対するデモをニューヨークで行った。国際署名活動のチラシなどを配って連帯を呼び掛け、トランプタワー前まで行進した。 デモには、退役軍人らでつくる「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」など平和団体の関係者ら約40人が参加。ニューヨーク公共図書館(ミッド・マンハッタン図書館)前で、「沖縄に米軍基地はいらない」「軍事主義に答えはない」「ジュゴンを守ろう」などと書いたプラカードや横幕を掲げ、市民や観光客らに沖縄の現状を訴えた。 オキナワ・ピース・アピール代表の大山紀子さん=今帰仁村出身、ニュージャージー州在=は「1月にボルティモアで行われた世界各地の米軍基地閉鎖を