「私たちは、自らの行き詰まりを力によって打開しようとした過去を、この胸に刻み続けます」――。 終戦の日の前日にあたる2015年8月14日夕、安倍晋三首相は「戦後70年談話」を発表した。 だが、各方面に配慮した結果、支離滅裂で悩乱した内容。そればかりか、慰安婦の強制連行を認めた「河野談話」よりも広い意味で強制性を認め、侵略戦争を認めた「村山談話」よりも深い意味で過去の日本の行為を謝罪した「土下座談話」となった。 この国の政治家は、国を守るために命を捨てた300万人の英霊を、何度貶めれば気が済むのか。このような内容であれば、むしろ、談話そのものを出すべきではなかった。 歴史認識に問題がある談話の中身安倍首相は談話の前半で、過去の日本をこう評価した。「100年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な植民地が広がっていました。植民地支配の波は、19世紀、アジアにも押し寄せました。(中略)
![安倍"悩乱"談話を撤回せよ! 靖国に眠る英霊の冒涜は許さない | ザ・リバティWeb/The Liberty Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/729c7aab7e61374569e034af9237cd833f85c70b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.the-liberty.com%2Fimages%2F20200826%2F451794e4-33dd-4045-b8f8-34adcce96aaf.original.jpg)