古くからの知り合いの女性。 彼女の現在は不幸だ。本人は、おそらく自分の不幸に自覚がないと思う。ただ自分の怒りを愚痴り続けながら生きている。学生時代からそうだった、自分のことが全く見えてなかったのだ。 私がはじめて知り合ったのは、15歳くらいの頃。 普通に幸せだったと思う。 彼女は小柄で、とても可愛らしい顔をして愛くるしかった。 ディズニーに出てくるバンビみたいな子だったのだ。そして、私たちはバカを言っては笑いあったものだ。 彼女とは中学校からずっと友だと思う。私の一方的な思いかもしれないが、友だが親友じゃない。この感覚をなんていうのだろう。 話していると、なんとなく違うと思いはじめる。 とても長い手紙をユーモアのカケラもなく書かれてくるような感じ。ちょうど今日の私のブログのようだ。 彼女は、どこか浅いのだ。その何処は上手く説明できない。 つまり、「正しい子」だからだろうか。 自分のことはい