若い金持ち中国人は「iPhone」が大好きだ。上海でも北京でも、地下鉄に乗ればiPhone(iPod touch?)ユーザーを多数見かけるし、繁華街にあるお洒落なアップル製品代理店は若い人でごった返す。 四川省の「九寨溝」や、チベット自治区の「ラサ」などの著名な内陸の観光地でも、iPhoneを持ち歩く旅行者をよく見かける。 「ciphone」をはじめとするニセモノが登場するのは、話題性があることの裏づけだ(そういう意味では以前話題を席巻した「威力棒Vii」もまた、Wiiが当時中国で話題だったことを裏付ける証拠ともいえる)。 普段は地下鉄には乗らず、バスなどのより安価な交通手段を使うような(裕福でない)人たちは、金がないので九寨溝にもラサにも行けないわけで、逆に言えば地方都市では今もiPhoneユーザーとは普段出会わない。地方の人々の多くが旅行先とする北京の天安門広場や上海の外灘でのiPho
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