印刷 石川県加賀市の弁当会社高野商店が製造し、首都圏のスーパー「東急ストア」(東京都目黒区)で販売された「加賀のかにめし」弁当を食べた92人が、下痢や嘔吐(おうと)など異変を訴えていることがわかった。石川県は18日午後にも高野商店を営業停止処分とする方針。 石川県などによると、弁当は13日に製造され、14日に1食900円で、東京、神奈川、千葉、埼玉の東急ストア計84店で計775個が販売された。14日夜に食べた人から、体調不良を訴える連絡が相次いで同社に寄せられ、15日以降は販売を中止し、一部は自主回収したという。症状はいずれも軽く、入院した人は確認されていない。