1月26日、ギリシャのチャカロトス財務相は、金融支援に伴う改革の進捗状況に関する審査について、2016年の同国の財政収支が予想より良好だったことを踏まえ、国際債権団が追加の緊縮措置を求めることなく完了することを望むと述べた。写真は予算案の投票を前に国会で演説する同財務相。昨年12月撮影(2017年 ロイター/Alkis Konstantinidis) [アテネ 26日 ロイター] - ギリシャのチャカロトス財務相は、金融支援に伴う改革の進捗状況に関する審査について、2016年の同国の財政収支が予想より良好だったことを踏まえ、国際債権団が追加の緊縮措置を求めることなく完了することを望むと述べた。 チャカロトス氏はユーロ圏財務相会合の後、昨年のギリシャの基礎的財政収支は対国内総生産(GDP)比2%の黒字となり、支援策で目標とされる0.5%を上回ったと明らかにした。