第9管区海上保安本部(新潟)は21日、日本の排他的経済水域(EEZ)内の大和堆周辺で操業していた北海道・根室漁協所属の漁船に20日夜、韓国海洋警察庁の警備艦が操業をやめるよう求めてきたと明らかにした。日韓漁業協定で操業可能な水域のため、海保の巡視船が現場で要求は認められないと伝えた。外務省は21日夜、韓国側に外交ルートで「断じて受け入れられない」と抗議したことを明らかにした。韓国側は「慣れない
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カリブ海の社会主義国キューバで憲法改正の動きが進んでいる。前文から「共産主義」の文言が消え、市場経済を受け入れて私有財産を容認するなど抜本的な変更となる予定で、2019年の公布を目指す。冷戦後の国際・経済情勢の変化や、1959年のキューバ革命以降政権を担ってきたカストロ兄弟からの世代交代によってもたらされた「現実」への対応を迫られた形だ。(共同通信=小西大輔ハバナ支局長) ▽カストロ前議長が音頭 「ソ連・東欧の社会主義体制崩壊や外貨獲得、外国投資の必要性などに鑑み、1976年施行の現行憲法は改革が必要だった」。国立ハバナ大のユリ・ペレス教授(憲法学)は説明する。 改憲は4月に国家評議会議長(元首)を引退した改革志向のラウル・カストロ氏(87)が音頭を取り、2013年からキューバ共産党内部で検討されてきた。ディアスカネル新議長(58)の下、今年7月に人民権力全国会議(国会)が承認した草案では
浜田宏一(はまだ こういち)/イェール大学名誉教授。経済学博士。第2次安倍晋三内閣で内閣官房参与。1954年東京大学法学部入学、57年司法試験第二次試験合格、58年東京大学経済学部へ学士入学。65年経済学博士(イェール大学)。81年東京大学経済学部教授。86年イェール大学経済学部教授。2001年からは内閣府経済社会総合研究所長を務めた。国際金融論に対するゲーム理論の応用で世界的な業績をあげる。日本のバブル崩壊後の経済停滞については日本銀行の金融政策に問題があると主張、量的金融緩和などの必要性を主張して「アベノミクス」の理論的指導者となる。 浜田宏一:自分で褒めるのも何ですが(笑)、アベノミクスは効果を上げたと思っています。5年で250万人以上の新たな雇用が生まれた。後楽園ドームの収容人員が5万人ですから、その50個分です。ホームレスのテント村も顕著に縮小してきた。国民所得は約25兆円増えま
事実に基づかない記事で人を炎上させてきたニュースサイト「netgeek」。名誉毀損で訴える集団訴訟の動きも広がる。BuzzFeed Newsはデマによって追い詰められた経験のあるお笑い芸人のスマイリーキクチさんに話を聞いた。 「記事を書いた人は、炎上によって、書かれた人の人生が狂うことがわかっているでしょうか。一人の人生だけじゃない。その人には家族も友人もいる。一つの記事で何十人もの人生が狂う。そのことを知ってほしい」 「あいつを憎もうという感情の拡散」お笑い芸人として、テレビや舞台で人気だったキクチさん。ある日、全く関係のない殺人事件の犯人だとネットに書き込まれた。 その情報を信じた人や、面白がった人が書き込みを広げ、デマは拡散した。所属する太田プロにまで中傷はおよび、芸能活動や日常生活まで脅かされた。 netgeekをめぐっては、事実と異なる記事が拡散し、誹謗中傷を受けるなど被害を訴え
日本の刑事手続きに疑問の声=ゴーン容疑者勾留「家族と面会できず」-仏メディア 2018年11月22日09時10分 日産自動車会長カルロス・ゴーン容疑者(AFP時事) 【パリ時事】金融商品取引法違反容疑で逮捕された日産自動車会長カルロス・ゴーン容疑者の30日までの勾留を認める決定が出たことに関連し、同容疑者が会長を兼務する自動車大手ルノーの本拠地フランスのメディアは21日、「弁護士が事情聴取に立ち会えず、(当面は)家族との面会もままならない」と一斉に報じた。同メディアからは、フランスと異なる日本の刑事手続きに疑問の声が出ている。 仏紙フィガロは、刑事事件に詳しい日本の弁護士に取材するなどし、「家族が面会できる可能性は低く、できたとしても15分程度。面会での会話は日本語しか認められない」と報道。仏誌ルポワンは「日本語を話さないゴーン容疑者夫妻にとって非常に厳しい勾留条件だ」と伝えた。 仏首相府
経済協力開発機構(OECD)は21日公表した最新の経済見通しで、日本は前例のない金融緩和策の一部要素について再検討が必要な時期かもしれないとの認識を示した。 物価上昇率が日本銀行の現行目標である2%を継続的に下回る状況の中、一つの選択肢としてOECDは、それより低いインフレ目標レンジの導入を提言した。 OECDは2019年の消費者物価指数(CPI)見通しを1.4%と従来の1.5%から引き下げた。経済成長率予想については1%としている。従来予想は1.2%。 日銀の物価見通し、原油価格急落と共に再び崩れ落ちる恐れ OECDはまた、日本は最低賃金の大幅な引き上げを検討するよう提言、定年制廃止や正社員と非正規社員の格差是正など、労働市場のさらなる改革の必要性も訴えている。来年10月の消費増税は予定通り実施し、その後も段階的に税率を引き上げていくべきだと主張。そうすることで消費税率はOECD加盟国の
かつて服用した妊婦の子に重い障害を引き起こし、現在は血液がんの治療薬に使われているサリドマイドについて、薬の副作用を防ぐ仕組みを名古屋工業大の柴田哲男教授(フッ素化学)らの研究グループが解明した。より安全な薬の開発に役立つと期待される。20日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表された。 サリドマイドは右手型、左手型と性質の違う二つの構造を持つ。左手型だけが副作用を起こすとの報告があるが、仕組みは謎だった。 研究グループは試験管に左手型より右手型が多い混合液を加えて観察。右手型と左手型がくっついた結晶と、余った右手型の溶液に分離することが分かった。結晶化すると体内に吸収されにくく、安全で吸収されやすい右手型だけが作用すると考えられるという。 サリドマイドは1950年代から60年代に薬害を起こし、国内では推定1千人が被害を受けた。08年に多発性骨髄腫の治療薬として再承認されたが、妊
2018年5月21日、エベレストで滑落死した栗城史多さん(享年35)。最後の登山の詳細は、これまで明らかになっていない。今回、同行したスタッフに話を聞き、最後の映像も入手した。そこには、必ず登って、生きて下山しようとする栗城さんの姿があった。まずは動画をご覧ください。 (2018年最後のエベレスト遠征) エベレスト8度目の挑戦だった 栗城さんは過去7度、エベレストの単独無酸素登頂を目指すも、天候悪化や体調不良からいずれも断念。凍傷により指9本を失った。8度目の挑戦のため、2018年4月18日からネパール入り。自身のフェイスブックには、「苦しみも困難も感じ、感謝しながら、登っています」と思いを記入していた。5月20日には7400mに到達したことを報告。ところが翌21日に事態は急転する。「体調が悪く、7400m地点から下山することになりました」と書き込んだあと、無線連絡が途絶えた。標高6400
米紙ニューヨーク・タイムズは21日、北朝鮮をめぐる資金洗浄(マネーロンダリング)にからみ、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が米検察当局の捜査を受けていると報じた。 複数の関係者の話として同紙が伝えたところでは、MUFGが資金洗浄防止のルールを破ったとして、処分を求めるニューヨーク州金融サービス局との間で訴訟になった。同局は、国際的な制裁対象になっている企業や個人との取引を避けるための内部チェックを、MUFGが意図的に無視していたとしている。 また、資金洗浄の温床になっている北朝鮮国境沿いでビジネスをする中国の顧客らに対し、身分確認の仕組みを整えていなかったとも指摘している。 これを受けて米連邦検察は昨年後半、MUFGに召喚状を出した。MUFGを通じて北朝鮮の資金洗浄が行われたとする証拠を検察当局が持っているかどうかは不明という。(ニューヨーク=江渕崇)
京都大学の学園祭「11月祭」が、22日から京都市左京区の吉田キャンパスで始まる。「November Festival」を略してNFと呼ばれる11月祭。60回目の今年は「(NFテーマは当局により撤去されました)」という挑戦的なテーマが選ばれた。 京大では5月以降、名物とも言われてきたキャンパス周辺の立て看板(通称・タテカン)が大学によって撤去され、学生たちの反発を招いた。学生運動が盛んだった1960年代から目立ち始め、政治的な主張やイベントの告知など、多様な看板が並んでいた。 例年、11月祭のテーマは学生から募集し、投票にかける。学生でつくる11月祭事務局によると、今年の投票総数は2363票。「(NFテーマは当局により撤去されました)」は453票で1位になった。 発案した学生は「今年の京都…
実は俺「騎士」なんだーーウィーンに住んでいても、そんなことを友人に打ち明けられることはめったにありません。聞いてみると彼らが「君主」と仰ぐのは、かつての帝国を統治したハプスブルク家の末えい、現在の当主だといいます。どういうことなのでしょうか。そして騎士団の目指すものは。(ウィーン支局長 小原健右) かつてヨーロッパで隆盛を誇ったハプスブルク家の帝都ウィーン。豪華な宮殿や重厚な教会はその栄華を今に伝えています。 そのウィーンをことし4月、黒いマントを羽織った男たち500人が行進しました。彼らが向かったのは、街の中心部にある教会、シュテファン大聖堂です。 大聖堂ではある儀式が執り行われました。中心にいた人物の名はカール・ハプスブルク=ロートリンゲン。あのハプスブルク家の当主その人です。儀式はハプスブルク家の当主に忠誠を誓い、騎士団の一員として承認を受けるためのものでした。当主の前でひざまづく彼
二つの研究チームが英科学誌に報告 福島県内に生息する野生のニホンザルについて、福島第1原発事故後、成獣の骨髄で血液のもとになる成分が減ったり、胎児の成長が遅れたりしたとする研究成果が英科学誌に相次いで報告された。事故で放出された放射性セシウムを木の皮などの食べ物から取り込んだことなどによる被ばくの影響の可能性があるという。 成獣を調査したのは、福本学・東北大名誉教授(放射線病理学)らの研究チーム。福島第1原発から40キロ圏内にある南相馬市と浪江町で事故後に捕殺されたニホンザルを調べ、成獣18頭で骨髄中の成分を調べ他の地域と比べた。その結果、血小板になる細胞など血液のもとになる複数の成分が減っていた。さらに、一部の成分は、筋肉中の放射性セシウムの量から推定される1日あたりの内部被ばく線量が高い個体ほど、減り方が大きく…
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