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ブックマーク / nosumi.exblog.jp (4)

  • 森口騒動と大学広報 | 大隅典子の仙台通信

    まぁ、絶妙のタイミングであったために、人の意図以上に注目を集めることになった森口氏の捏造騒動だが、この件は医学系研究科の広報室長を務める身としても、なかなかに考えさせられることが多かった。 いくつかの国内外の科学不正が問題となった後、2006年に日学術会議から「科学者の行動規範(PDF)」が表出されたが、年になって発覚したケースが、京都大学の研究費不正使用、東京大学や東邦大学の論文捏造と相次いでいるのはなぜなのか? ここでは研究費不正使用の話はとりあえず脇に置いて、森口氏の論文捏造の方を考えてみる。 今回の森口氏のケースの最初の告発は、近い研究分野の研究機関に所属する方が「iPS細胞を使った世界初の心臓移植手術」という10月11日の報道に疑義を挟み(下記リンク参照)、同日のうちにハーバード大学からの否定、国際会議での発表取り下げとなったのだが、さらに、ただちにこれまで発表された論文に

    森口騒動と大学広報 | 大隅典子の仙台通信
    You-me
    You-me 2012/10/15
    たしかに大学広報は別になにかの専門家であるということは基本的にはないでしょうからねぇ…
  • なぜ山中さんはノーベル賞をこんなに早く取れたのか? | 大隅典子の仙台通信

    さて、抜群なタイミングで森口氏なる方のiPS細胞利用再生医療のデータ捏造話題がメディアを賑わせているようです。 母校も巻き込まれているようなので、きちんとウォッチしていくつもりですが、研究者の意のままにメディアの方がそのまま掲載してしまう、という構図の問題点も浮き彫りになりつつありますね。 検証能力のある方が科学部にいないといけないのでしょう。 さて、自分のよく存じ上げる方がノーベル賞を受賞されるのは、一生にあと何回あるかわからないので(笑)、この1週間、私も今回のガードン&山中受賞の話題を自分なりに楽しみましたが、その最後のエントリーとして、「なぜ山中さんはノーベル賞をこんなに早く取れたのか?」について考えてみたいと思います。 受賞対象論文が2006年のCell誌のもので、2012年にノーベル生理学医学賞というのは、ワトソン&クリックの1953年のNature誌論文掲載から1962年の受

    なぜ山中さんはノーベル賞をこんなに早く取れたのか? | 大隅典子の仙台通信
    You-me
    You-me 2012/10/13
    なる。これは「今までガードン博士に賞を渡せなかった理由」も考えてて興味深いです
  • 研究者のアウトリーチ活動を考える(その1):サイエンスカフェをしなきゃいけないの? | 大隅典子の仙台通信

    研究者のアウトリーチ活動を考える(その1):サイエンスカフェをしなきゃいけないの? 2010年 10月 27日 論文のリジェクトが一度に2つ届いていたという憂な朝だったが、9時からは東北ーリヨン・オータムスクールin 仙台の講義が入っていて、くよくよ考えている場合ではなかった(苦笑)。 多様なバックグラウンドの学生達(修士課程くらいが中心)20人弱を相手に英語での講義だったが、あっという間に75分くらい過ぎ、その後10分くらいを質疑応答にした。 いくつかジョークも盛り込み、途中での質問なども入れ、むしろ日人学生さんよりもノリが良いところもあって、まぁまぁの仕上がりだったかな。 もうちょっと洗練されたボキャブラリーが増えると良いのだけど、今回はフランス他、英語がネイティヴではない方々相手だったので、それでもまぁ大丈夫だったかも。 その後ラボに行って学生さんとディスカッションした後、東京へ

    研究者のアウトリーチ活動を考える(その1):サイエンスカフェをしなきゃいけないの? | 大隅典子の仙台通信
    You-me
    You-me 2010/10/29
    「「科学コミュニケーションをしたい人材」が活用されておらず、「サイエンスカフェなんて、どうやっていいかわからない」研究者を使おうとするところに大いなる矛盾がある。」
  • 科学技術立国と呼ばれた日本の行方 - 大隅典子の仙台通信

    オバマ大統領が来日した今日は忙しい日でした。 といっても会議のせいではなく、行政刷新会議の事業仕分けの動向チェックのためだったのですが。 日の第3グループは文科省の科学技術予算関係が仕分けの俎上に載っており、文科省および内閣府の第4期科学技術計画の委員をお引き受けしている立場上、フォローしておりました。 会議の様子をリアルタイムに公開したことは画期的なことだと思います。 それ以上に、会議を傍聴して、それをネット上にアップした方があり、そのサイトはTwitterと連動していて、日全国、海外からも発言がタイムラインとして流れ、最盛期には1分間に数十くらいの数に上っていたと思われます。 また、録音されたファイルをアップして下さっている方もおられます。 「事業仕分け」第3ワーキンググループ 録音ファイル (ダウンロードに結構時間がかかるようです) それにしても、今年度来年度の予算について、

    科学技術立国と呼ばれた日本の行方 - 大隅典子の仙台通信
    You-me
    You-me 2009/11/18
    「今回の仕分けの様子を見聞きした研究者やその卵は、それなりの数に上ったと思います。 そのような方々は、研究費が税金であることを初めて、あるいは改めて痛感したことでしょう。」
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